第918話 We just have to ask for patience and understanding.…ご理解とご協力をお願いします
We just have to ask for patience and understanding.…ご理解とご協力をお願いします これは2021年の東京オリンピックとコロナ対策について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が2021年1月27日のIOC理事会のあとで言ったとされる言葉。これを朝日新聞は見出しで「IOC会長「どうか辛抱して」日本国民に理解求める」として報道したんだけど、あちこちで、その解釈おかしくないか、って話題になってた。元テキストによると、「日本国民」じゃなくて、「選手のみなさん、各国の国内五輪委員会、各国際競技連盟、日本の国民のみなさん、組織委員会----すべての方々に理解と忍耐をお願いしなくてはなりません」(We just have to ask for patience and understanding - from the athletes, from the National Olympic Committees, the International Federations, the Japanese people, the Organising Committee, everybody.)なんよね。長い英文テキスト引用したのははじめてだね。そういうことするの面倒くさいからね。ここで面白いのは、アスク・フォーとアスク・フロムを混ぜてるところね。日本語だと「○○を」「○○に」求める、ってことなのね。直訳するとどうも英語って日本語的に強くなりすぎていかんね。日本人的には「忍耐」≒「協力」なんよ。昼食部に集まって、シールド越しに食事する女子高生。これだったらリモートでよくね、集まる意味なくね、とか疑問に思う。そこの新入生、食事しながら会話するな、って先輩に怒られる。ぼっち体質以外の人にはコロナつらいね。
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