第749話 I can do it.…なめんなよ

I can do it.…なめんなよ 落語でも楽器でもさらさらさらーっとやったあと、こんなん、ふっ、あなたにもできるかな、とえらそうに言う女子高生に対し、言い返す主人公。これをうまく日本語化するには、手際が必要なんよね。どうも英語は、自分の語学力の問題だろうけど、キャラ立てが会話文の中でしっかりできないまま読んじゃうきらいがあるのよ。英語の一人称はだいたい「アイ」だし、男女の違いもそんなに極端にないし。頭の中で機械翻訳してる感じなのね。だから映画とかで勉強する。勉強しすぎると、キャラ立てすぎちゃうのが難点だけど。この場合も、英文の強い肯定は、日本語のほどほどの否定として扱う、って手を使うのね。自分が見た訳は「甘く見ないで」。語り手の女性感を出すなら、こういう訳だな。

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