第696話 represented speech…描出話法
represented speech…描出話法 カギカッコつきで、と言った、とか(直接話法)、ザットつきで、○○が言うには、とか(間接話法)いう方法を使わないで、地の文と語りもしくは考えをそのままつなげる技法。劇的緊張を生み出すのに効果的なため、小説などでは使われる。とは言っても、使われないことはない、程度の使われかたなので、知識としてそういうのがある、ってことだけ覚えておけばいい。新聞部の女子高生は冷蔵庫の中を見た。うーん、麦茶が切れてるな。買いにいくとするならついでに甘いものも欲しいところだ。あ、コンビニ行くならアイスも買って来て。チキン大丈夫ですか。こういう奴。ワンフレーズ程度なら、英語だとイタリックにすることもあるけど、日本語化する際には字体を変えたりなんかしない。日本語における描出話法の異化作用ってそんなに強くないんだよね。むしろ、やたら、と言った、みたいなのが入ってるほうが鬱陶しいはず。
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