第586話 a heap of six to four against…四分六(しぶろく)のしのぎ
a heap of six to four against…四分六(しぶろく)のしのぎ これは『007/サンダーボール作戦』冒頭に出てくるフレーズ。映画と同じように小説も面白いんかなー、と思って日本語訳を読み始めた女子高生が、「いすかの嘴(はし)のくいちがい」(井上一夫・訳)で「?」が6つぐらい並ぶ。しょうがないので英文を読み始めるけど、映画ほどには面白くないんだよねこれが、言っちゃ何だけどさ。まだ翻訳のほうがいろいろ微妙に楽しめる。なお、イアン・フレミングの著作は、死後50年以上経ってる(1964年8月12日没)んでだいたい日本国内では版権フリーなんだけど、『007/サンダーボール作戦』は共作者の関係でフリーじゃないんだよね。豆知識として覚えておくといいよ。意味的には「かろうじて負け越してはいない」という程度のこと。
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