第100話 the objective correlative…リアルっぽさ
the objective correlative…リアルっぽさ 直訳すると「客観的相関物」で、T.S.エリオットがシェイクスピアの『ハムレット』に対して、「死にたいと思っているハムレットのキャラづけが足りてない」って批判したときに使われた言葉。ラブソングの「ぼくは君が好き好き好きなんだ」って言ったときの、リアルには存在しないけど、それをたとえば「雨に打たれる窓ガラスを、教室からぼんやり見ている女子高生、そんな君の横顔が好き」とか具体例を入れてみるとその子の存在感が増す、という、そんな事物・事件の入れかたですね。
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