第126話瞳の故郷遠野へその4
そう本当にときどきまるで集落のように、一軒家が立ち並ぶことろが、あるくらいだ。すると今度は今日子が、
「どこを見渡しても、のどかな光景が広がっているね」
そうこうしているうちに、大きな川が見えてきた。
「あっ、川に水力発電所がある!」
と今日子が言ったが、それを聞いた園里は、
「このレベルの川で、どれだけの電気を生み出せるんだか……」
そう言った園里は続けて、
「それにしても、水がきれいな川が、遠野に着くまでやけに多いわね」
それを聞いた瞳が、
「だから昔、小学生の頃、私ってよく川遊びをしていたんだよ」
そう言うとまた園里が、
「じゃあその年齢なら、瞳は裸で川遊びをしていたの?」
と、園里お得意の下ネタで返すと、瞳は、
「そんなわけないでしょ。バカたれが! ちゃんと水着は、着ていたわよ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます