忘却
ゆっくりと
沈む様に
最後の息を吸う事が
至福なのだろう。
安心感に包まれ
少しの間、未来を信じず
そっと微笑む事ができる時間こそが
幸せなのだろう。
喉を通る微量な苦痛と
吐き出す香りが
美味しさなのだろう
五分
一瞬でも
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