第62話 働けない…。

私は、30代…。

周囲では、まだ、働いていない人達も数人いる。

でも、彼らは人間との関わりが嫌いでは無い。

だったら、働けるのでは? っと思ってしまうが、彼らにも

事情があるのだろう。


私は、人間が恐怖なのに人間の中で働いている。

それでも、ずっと働く事は難しい。


自分への甘えかもしれないが、長期療養 → 職場復帰。

正直、この繰り返しで無ければ身体がもたない。


毎日、人間への恐怖で精神的に疲れ切っている状態では

限界がある。


でも、そんな事を繰り返していれば会社にも当然、迷惑をかける。


かと言って、神経症みたいな症状には障害年金? は確か

私の記憶上では、支給されない。


こう言った情報を聞いて、神経症で障害年金をもらえず

自殺している日本人は、何割くらいになるのだろうかと

疑問を抱く事がある。

私もよく、生きている意味なんて無いって思う。


人間が恐怖。

結婚も出来ないし、恋愛も出来ない。

人間が恐怖だから、まともに働く事も出来ない。


人間としての不良品。

こんな私が今、自殺と言う選択肢を抱きながらでも時間に

まかせて生きているのは、ある意味、奇跡だと思う。

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