忙しい人のための第1章まとめ(※ネタバレあり)

「羊雲学園2年の七竈流々香ななかまどるるかです。第1章の概要説明を担当します」


「このくそ忙しい現代社会で、長編を読んでいる時間なんてねぇよ、という方がほとんどだと思います。そこで、ここでは、第1章の内容を短く説明します。概要を読んでみて、おもしろければ、ぜひ本編をお読みください」


「ちなみに、ここでは、完全に第1章のネタバレをしておりますので、先入観なしで本編を読んでみたいという方、既に本編を読んだ方は、本話をとばしてください」



「河川敷のバスケコート、あほみたいな顔で、ぼーっとしていた凪月なつきは、堤防から走り降りてきた赤毛の女の子、進々すすむちゃんに、突然、バスケ勝負を挑まれました。見ず知らずの人によくやるわね、進々ちゃん。まぁ、試合くらいしてあげてもいいんじゃない、と思うけれども、凪月には、簡単に承諾できない理由がありました」


「それは……」


「なんと、凪月は女装をしていたのでした!」


「そんな状態で試合なんてできるわけないよね。だから、断ろうとしたのだけれど、なんやかんやで試合はすることに。凪月は女子なんかに負けるわけがないと、たかをくくっていたけれど……」


「進々ちゃんが、オフェンス激強で大ピンチ!」

 

「と思えば、ディフェンスは激弱。負けて、勝って、勝って、勝って。結果的に、凪月が勝負には勝ちました。試合もなんとか終わって、それでなんとかなるか、と安心したところで、流々香お姉さまの登場! 状況を察した流々香お姉さまは、慌てず、焦らず、的確に、笑顔で進々ちゃんに、凪月の女装をばらしてしまって……」


「The end!」


「みたいなかんじで、だいたい説明しちゃったかんじがあるけれど、時間があるんだったら、ちゃん1章を読むのよ。というか、読みなさい。時間がないなんて言い訳みっともないんだから。時間はつくり出すものなの!」

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