個人的おすすめ作品ベスト３

１位　異界の軍師の救国奇譚

　１位の「異界の軍師の救国奇譚」は異世界転移系のお話。しかし、チートスキルで無双する話ではなく、アイディアで解決していくというスタイル。ほとんど魔法で解決してしまう世界で、主人公のアイディアがどこまで通用するのか。もちろん主人公はこちらの世界の住人なので魔力はありません！　ヒロインとしてはメイド（？）さんがいるのですが、このメイドさん、実はただものではないというまあ、そりゃそうよねってヒロインでしたね。

その他の作品の感想

「大魔王ジャマ子さんと全人類総勇者」：全人類が勇者としての自覚を持ってしまった世界のお話。もちろん勇者の数だけ魔王もいるのでさあ大変！

「星降る夜は社畜を殴れ」：まさかの社畜系ライトノベル。ありそうで今までなかった気がします。ここまで社畜を題材に小説にするのはすごいですけど、地味に社畜の経験がある人にとっては辛いことがよみがえるかも……？

総評

　今回は三作でしたが、どれも個性的で面白かったです。「異界の軍師の救国奇譚」は安定した面白さがありましたが、特に印象に残ったという意味では「星降る夜は社畜を殴れ」でしたね。いや、ライトノベルで社畜って……。よく中高生向けの小説に社畜を使いましたねと、そしてスニーカー文庫さんはよく採用しましたね。まあ、面白かったですけど。