優馬さん目線で語られ、陽という人間がより分かったような気がします😊
わたし個人は大抵の人は自分が思うほどに自分って冷めた人間ではないとも思うのです(勝手な意見かもしれませんが)
作者からの返信
陽はほとんど自分語りをしませんからね。
彼の人となりは彼を取り巻く人物たちの口から語られる、というのがこの物語の構造なのです。そしてこの構造は、陽の身に起きる「ある事」を象徴している……という狙いで書いております。えー、なにそれイミフ〜w
他人からの評価と自己評価って、けっこう食い違いがちですよね。自分は己の内面を知っているけれど、他人はその人の「言動」を見て評価しますから。
でも案外、他人からの評価の方が合っているかもしれませんね。人の本質って、咄嗟の時の言動に現れたりしますし。
確かに、人の言葉にガッカリするのって、自分が言ってほしい言葉、つまりは自分の願望がはっきりあるからですね。
さすがは陽くんというか。正解・模範解答をくれるわけじゃない。
でも、絵の中にはきっとそれがある。
自分の心の足りない部分を埋めてくれる絵、っていいな…そんな絵に出会ってみたいものです。
作者からの返信
陽はおそらく、正解とか考えたことないんじゃないかな……自分の力ではどうしようもない、目の前のものをあるがまま受け入れてきた人生でしたから。
きっと、あれこれ考える前に絵に描いちゃうw
だからこそ渡辺くんは、その絵の中に答えを求めてしまうのかもしれません。
人の心を動かしたり、隙間を埋めてくれたり。
絵って不思議ですね。所詮、えのぐの盛り合わせなのにね。
正解って、欲しがればすぐに与えられるほど甘いものでもありませんもんねぇ。
でも、渡辺くんも十分に世話を焼きたくなるタイプではありますね☆
作者からの返信
最近は何でもかんでもスマホでチャチャッと情報を得られますが(それが正解かどうかはさておき)、渡辺くんの悩みは誰にも答えられない。自分で模索して道を選び取るしかない内容だと思います。
彼はそれに気づかずに他人に救いを求めている。でもそれって、他人と深く関わりたい、理解して欲しいという隠れた願望のような気がします。
まだまだボクちゃんなんですよね。だから世話を焼きたくなるのか……