最後の5分間

作者 武州青嵐(さくら青嵐)

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★★★ Excellent!!!

「5分間」シリーズでは、みんな素晴らしい作品を書かれていますが、個人的に傑作だと思ったのがこれ。おそらく闘病生活に入ると思われる漫才師とその相方によるラストステージ、最後の5分を描いた作品です。

自分の病気さえ笑いに変えていこうとする漫才師の生き様。それを隣で支える相方の優しさ。2人の絆に、こんな短い作品でありながら、目頭が熱くなりました。

リアルな心の痛みは、ラノベを書く上で避けたくなるものだと思うんですが、この作者さんはそれをあえて書き、かつ読ませる人です。

他の作品もぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

出だしの文章から目の前は漫才の舞台に。

読みやすい文章で、すぐに作品の世界に引き込まれたかと思うと、ストーリー構成でさらに魅きつけられました。

短編作品にも関わらず、重さと軽さが同時に描かれており、奥の深い完成度の高い作品です。

まさに、これぞ「最後の5分」といった感じ!

★★★ Excellent!!!

『やめる』。それは本来、ネガティブな言葉です。
しかしこの物語の二人の間では、その言葉は全く別のニュアンスを持っています。
これまで二人で歩んできた道のりの集大成。彼らの人生において、必要不可欠なもの。
とても感慨深く、耳にする度に誰もが笑顔になれる。そんな素敵な言葉へと昇華していました。

私は支離滅裂にも、こんな想いを抱いてしまいます。
『末永く、やめ続けて欲しい』と。