『第四章 第三滴 旅立ち 陽炎』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886340742

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886340742/episodes/1177354054886512370



 敵地の乗り込むために飛び立つエピソード。

 ご主人様の内に燃える闘志が垣間見える。


>無邪気に笑い、口ずさむご主人様。その笑顔がどことなく怖く感じた。しかし、それも戦場を目前したからなのではないか。渦巻いた吸血鬼と人間の睨み合いには、深く刻まれた過去という傷が感傷として残っていたのかも知れない。



 普段から緩い感じの喋り方をするご主人様だが、やはり過去の因縁と対峙するとなると思うところがあるのだろう。ずっと側で見てきたローアン視点だからこそ、細かな彼女の変化に触れ、表現できたのではないかと思う。

 しかしやはり――笑顔で滾っている姿は怖い。

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