『見えざる敵 同日 一二五〇時』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883421293
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883421293/episodes/1177354054884425812
戦果と課題のエピソード。戦場は彼女らの思うようには動いてくれない。
>ソナーが捉えたのは、沈みゆく敵艦が深深度の高い水圧によって押し潰される音であった。潜水艦の撃沈を示すもっとも明確な証拠だが、それ自体は耳にして気持ちのいいものではない。金属製の船体がミリシ、グシャリと鈍い音を響かせて、乗組員もろとも圧縮されているのだから当然だ。文字通り不協和音の塊である。
初の撃沈、戦果と言えるものであっても、このように冷たい現実を描くことによって、「戦場のリアル」を上手く表現している。加えて、この後の戦況をより生々しくしている。
個人的にはリチャードの指揮振りが見られて良かった。
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