『隠れ鬼.五』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885901037

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885901037/episodes/1177354054885927774



 明るく賑やかなはずだった場が急激な変化を見せるエピソード。

 切り換え方が上手い。


>今更ジュソを恐れるわけがない。ただ、ヒノト達の口からそんなことを聞くのが何とも許し難かった。誰にというわけではない。俺はこのガキ共をあんな化け物に微塵も近づけたくない、それが例え単なる言葉であっても、単純にそう思ったのだ。


『たとえ言葉であっても近づけたくない』――この表現が良かった。

 ジュソをどれだけ敵視しているかがよくわかる。

 また、この段落に至るまでの流れも印象深い。ヒノトたちの無邪気なやり取りから一気に空気が変わるのが良かった。

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