『第11話』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885316875
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885316875/episodes/1177354054885316936
引きこもり、抜け殻のようになってしまった優香と、本性を見せた教師大隈とのエピソード。
卑屈さとサディスティックが交わるとき、奇妙な共通点が見つかる。
>瞳の中に俺が写ってはいるがおれ自身のことは見ていない。
『見てはいる』が『俺という生物を視覚』していないといった方がいいだろう……。
背景を、無機物を、虫けらを見て関心を向ける人間がいるだろうか?
いや、いない!
大隈にとっては俺はその程度の存在だということが見てとれた。
無関心ほど恐ろしいものはない。しかもそこに暴力まで加わるとなると、その歪さになおさら恐怖を感じる。
だが、そんな彼女と恭介との間に共通する認識ができたことで、事態は大きく動き出しそうな気配を見せ始めた。
それにしても、徹底的に人間の裏の顔を見せてくるなあ……。
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