ヒロシがついに国政にうってでる

ヒロシ「選挙にでるんだ。候補者用のポスターとかに載せるキャッチフレーズを考えているんだけど、なんか道具ない?」



マルぼん「『キャッチフレー頭』。一見、たんなる切断された人の頭部だけど、起動させた人のあらゆる角度から調べて得た情報を元にして、ステキなキャッチフレーズを作ってくれるんだ」



キャッチフレー頭「それでは、ヒロシ氏のあらゆる情報を元にキャッチフレーズを製作します。しばらくおまちください」



数時間後。



キャッチフレー頭「キャッチフレーズが完成しました」



「絶賛進行中! 僕らのヒロシ」 



ヒロシ「……進行中?」



マルぼん「ほら、よく『俺、体が弱いんデスヨ』とか病気自慢する人いるじゃん。そういう意味合いじゃないの」



ヒロシ「だから、なにが進行中なの?」



 こうしてヒロシは新たなスキル『あと一年』を入手したのでした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る