捧ぐバイオリン

作者 ねる

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★★★ Excellent!!!

大好きな祖母のために奏でた5分間のバイオリン曲。笑顔が見たくて何度も演奏した曲を、サヨナラの曲として奏でることになった時、どのような想いをのせて演奏し、どのような想いで聞いていたのかと思うと、切なくて胸の奥が苦しくなりました。
演奏中、言葉が無くても、意識すら無くても、お互いの想いが通じ合っているのはとても素敵で羨ましいです。

主人公の奏でるバイオリン曲は、きっと天国にも届いていると思います!

★★ Very Good!!

祖母と孫の、最後の五分間がテーマ。
誰にとっての最後かというと、直接的ではないが、祖母だと思います。
彼女が何を考えていたかは我々読者には分かりません。当然、主人公にも。

しかし心が何を感じていたかは、理解出来た。
調べのように流暢で丁寧な文体、非常に文章力が高いです。

★★★ Excellent!!!

エッセイということは、この話は事実なんでしょう。これが、本当の事なんだ…と思いながら読むと涙が出て来ます。
私は祖母に良い思い出はありませんが、こんな最高のプレゼントを貰ったのなら、言葉には言い表せないぐらい嬉しいでしょうね。
それに、他にも耳を澄ましてバイオリンの音を聴いている人もいるはずです。
祖母以外にも誰かの心にバイオリンの音が響き渡り、密かに救われた方もいるかもしれませんね^ - ^