顧問

『さて。早く部室に行かないと』


「先生って何の部活の顧問やってるんですか？」


『家庭料理部の顧問よ。知らなかった？』


「へー。一度調理部の同級生に試作のクッキー食べさせてもらったんですけど、結構レベル高いですよね」


『そうなの。ちゃんと顧問の分まで作ってくれるから、夕食代が浮いて助かってます』


「あれ？なんか趣旨が違う？」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る