トレーラー公開&ハンドアウト配布
2018年4月某日。
最終話のハンドアウトが配布されたのは、桜が緑の若葉と入り混じる頃の季節であった。
GM:泣いても笑ってもこれが最終話である。
■トレーラー
それぞれが、嘘を、隠し事を、密命を、抱えながら始まった関係だった。
今やそれは明かされ――あるいは、果たされてきた。
……だが、まだ終わっていない。目の前には、依然としてレネゲイド・ゾーンと
舟殳があの吹雪の夜から失った過去には何があったのか。
マリアンナに力を齎したジェムストーン計画は”成功”したのか。
ノビンスクに潜む意思の正体がシームボルならば、彼の思惑とは。
覚醒させることでしか助けられなかったベロニカの未来は。
そして――”最後の秘密”を抱く五人目の想いとは。
真実に立ち向かえ。嘘から育まれた絆を本物に変えて。
ダブルクロス The 3rd Edition「trust you」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
●PC①
ロイス:レネゲイド・ゾーン 推奨感情 P:任意/N:任意
――あの吹雪の日から、盗まれた過去に、向き合う瞬間が訪れた。
何故キミはノビンスクにいたのか。何故キミの体に人工レネゲイドクリスタルが埋め込まれていたのか。
その答えは――きっと、痛みを伴うものだろう。しかし、キミは選んだのだ。甘い嘘よりも苦い真実を。
そして、全てが明らかになったその先で、キミがゾーンに見出すものは――。
●PC②マリアンナ・アレクサンド=ライト用ハンドアウト
ロイス:レネゲイド・ゾーン 推奨感情 P:任意/N:任意
舟殳の体に埋め込まれていたのは、紛れもなく人工レネゲイドクリスタルだった。
しかもその輝きは、キミが過去に垣間見た”本物”と少しも変わらない。手放しで”成功”と言える代物だ。
だが、人工レネゲイドクリスタルを作り出す技術が確立されているのなら、この世界はもっと荒らかに変貌しているはずだ。
ジェムストーン計画の行く末……そして、レネゲイド・ゾーンに隠された真実を確かめなければならない。
キミの”宿命”は、まだ終わっていない――。
●PC③
ロイス:レネゲイド・ゾーン 推奨感情 P:任意/N:任意
舟殳を回収したあの日から、ゾーンを巡る状況は加速度的に変化していき、遂には最終局面へ突入した。
ニコライ前支部長が堕ちる前に語った黒幕の存在――それは、シームボルと名乗る少年たちのことなのか。
だとしたら、「人類を導く」などと立派なお題目を掲げる彼らが、何故レネゲイド・ゾーンを作り出したのか。
――いずれにせよ、キミの信念は日本を飛び出したあの日から不変だ。
誰かの助けになりたい。誰かを泣かせたくない。そのために、この剣術と刀がある――。
●PC④アンゲリーナ・ラストヴォロフ用ハンドアウト
ロイス:レネゲイド・ゾーン 推奨感情 P:任意/N:任意
――近頃、キミが思いを馳せるのはレネゲイド・ゾーンの”後処理”である。
避難キャンプの住人たちは、政府関係機関、軍隊、UGNのいずれかに属することになるだろう。
恐らく、ベロニカも同じ道を辿る。だが、それでいいのか。彼女はAWFでオーヴァードではなかった。”日常”に還ることが出来た。
しかし”覚醒”させた今、それは叶わない。このまま身寄りのいない彼女を、無責任に”非日常”へ送り出した良いものか――。
――キミは逡巡を抱えながら、ゾーンに挑む。
イワン:イディーカムニェー!?
マリアンナ:……えっ、待って。五人目の秘密? 秘密はもう全部公開されたはずじゃ……?
GM:詳しいことは本編で確かめてもらおう。それでは、成長報告を頼む。
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