えーきちさんのエッセイを見て、初めてこの問題を知りました(遅い)。
調べてもなかなか出てこなくて、ちょっと困りましたけどね……(他にも結構同じ事例があるということなのですが)。
しかし、よく編集部はGOサイン出しましたね、本当。
私はそれらの作品は詳しく読んではいませんが、それでもその担当編集者とか作者が知ったら、あまり良い気分がしない設定の様な気がしますが。
パロディをするなら、最大限の経緯を払うべきでしょう。
パロディもピンからキリまでありますよね。
そして、どこまでがパロディで、どこからがそうではないのか。
この判断は非常に繊細で難しいところがある気がします。
だからこそ、作品で著作権侵害というのが認められにくいというのがあるのだと思います。
某シミュレーションゲーム(かなり昔だし、知らないかもですが)でも同じ裁判が起こりましたが、かなり酷似したところが多々あるそのゲームでさえ、著作権侵害は認められませんでした。
それでも、最近は昔よりはまだ法律でも基準が緩和されてきましたけどね……。
でも、私も、完全なるオリジナル、というものは無い気がします。
私自身、自分が書いた作品はオリジナルで書いていると胸を張って言えますが、きっと数ある作品の中で、こういう設定が他にもある、見たことがある流れ、という場面はあると思いますし。
私は魔王や天使の設定が好きですが、これだって多くの方がこれらをテーマに作品を書いていますし。
完全なるオリジナルは無い。
えーきちさんの仰る通り、意図的でなければ構わないと思います。
それに、ある程度知っている単語があった方が、読みやすいですしね。神話とかも良い例です。
って、あの面白かった七不思議がパクリと言われたのですか!?びっくりです!
そして、知らなかったです……本当疎い……(それとも私が忘れているだけなのか……)。
恐い世の中です。
というより、そういう言いがかりは本当にどうかと。
人が真剣に書いた作品に対してよくぞそんなことが言える。
しかも、盗作までされたことがある、と。
……。
……えー、ごほん!
改めて、信念を持って作品を生み出していきたい。
そう思わされる一幕でした。
作者からの返信
作者が悪いと言うより、編集部が悪いと思うのは私だけでしょうか?
新人賞じゃあるまいし、企画が通ってから書くわけですし。
ちょっと意味不明すぎますねー。
和泉様のファンタジーはオリジナル色が強いですよね。
既存のモンスターが出てくるわけでもないですし。
意図的と言うか、悪意がなければいいのかなー。
(悪意がないは、悪気がないとは違いますよね)
ええ、二次選考で落選してしょぼーんとなっている時に、追撃されました(笑
まあ、世界のばんかじゃないですけど、悪意を持ってパクったり言いがかりをつけたりしている方は、因果応報が待っている事でしょう(笑
えーきち様が書かれているように、何もかもが完全にオリジナルな作品は書けないですよね……(><)
ただ、もしパロディをするとしても、元の作品に対する敬意は絶対に必要だと思います(><)
作者からの返信
そうなんですよ。
完全なオリジナル作品って、本当に面白いのかどうかもよくわからないかもしれませんよね。
パロディだったらパロディでまだいいと思うんです。
そこに悪意があったらもう、パロディではなくなってしまいますしね。
昔、「リスペクトしている」という言葉を「真似している」という意味だと誤解していた雲江斬太です。
盗作になるかならないかは、難しいですね。盗むつもりで書いたら完全にアウトですが、「ああいう作品を書きたい」とか、わざとどこかで見たことあるようなキャラを出して遊ぶとかは、よく見かけますね。
本来は何かの作品のオマージュであっても、そこにオリジナルのアイディアや、元となった作品へ対する愛があれば、炎上したりはしないと思います。
ドラマ『古畑任三郎』なんかも形式は『刑事コロンボ』のオマージュで、エピソードによっては、まんまコロンボのトリックが使われたりしてましたからね。
ぼく自身も、作中でパクリやオマージュは多用してます。登場人物に「嘘だ! ドンドコドーン!」とか「そう簡単に人が死ぬかよ、ゲームでさ」とか叫ばせたこともあります。
そういえばず若いころ本屋でバイトしていたときに、おばあちゃんに大真面目な顔で問い合わせを受けたことあります。
「ポプラ社のルパン三世はどこですか?」
いまや本家よりも有名のようです。
作者からの返信
確かに細かいことを言えば難しいと思います。
斬太様のはパクりじゃなくてリスペクトじゃないですか?
その元作品を貶めるような書き方はしていないと思いますけど。
と、考えると……パクりは単に悪意があるって事なのかもしれません。
最後の一文(笑
本家を超えましたか。
これは書き手の方も悩む問題だよなあと思って読んでいました。結局のところ、「アイディア」はゼロから生まれないと思うので。話を作るにあたり、刺激を受けるものはあると思います。あと「某作家」のような作品を書きたい、といった場合も然り。実際、非常に人気のある作家さんも先人の作品に触発されたということはよくありますから。
そうした「刺激」と「真似」の境界、とても難しいと思います。書き手として怖いのは自分が引いたこの線引きが間違っていたらどうしよう、ということかなあと私自身は思ったりします。
あとは無意識に真似てしまっていたら怖い、ですね。
作者からの返信
知らないまま話が(または設定が)似てしまったということもありますしね。
その場合どうするか。
よくありことだから気にするな!だそうですwww