僕も天気の子ではじーん、うるってきました。
結構泣いちゃいます。
お涙頂戴……。分析しようと思えばできるのかもしれませんが、感覚としては心に穴が空いてしまうような涙が嫌い。じんわりと溢れていくように満たされていく涙が好き。悲しい話でも、いい話はだんだんと心が埋まっていくんですよね。
もちろん、自分の作品でも恥ずかしげもなく泣きますよ。でも、泣くのは『三界の魔術師』かな。『放課後×パーティー』は笑う。『俺オレサーガ』はにやりとする。
評論家が喜びそうなテーマとか、難しい理屈とかはあまり考えていませんが、心に響くものを書きたい。そう常に思っています。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
いいですよね、天気の子。
グランドエスケープを聞くと今でもうるっときます。
こんな所でネタバレもなんですけど、須賀圭介の涙っていいシーンだと思いません? もう、ああいう涙、大好きです。
何て言うんですかね。『悲しい=泣く』って当たり前すぎると思うんですよ。感涙ってそうじゃあない。油布さんのようにじんわり溢れてくる涙もあれば、心を穿つ涙もあると思うんですね。(穴を空ける訳ではなく、穿つです)
いい話って、何か死とかそういう所から離れた箇所で涙するものじゃあないかなぁなんて。
『三界の魔術師』は泣けるんですね。是非、読んでみたいです。
公募通過できる事を祈っております。
非公式企画、ありがとうございました!
いずれ公式でもやるとのこと!ええ、公式で集めると、本当に色々な物語が来て面白いですよ!カモン!こちらの世界へ!です(笑)。
涙。
私は、お涙頂戴劇は……構わないと言えば構わないですが、どちらかというと苦手ですね(苦笑)。
というか、物によります。最初からメインが死ぬって分かっていたら、まず読みません。
ただ、ここは泣かせに来ているなと分かっていても、自然であればまあ良いかなあ、と。
でも、「ここでこいつが死ねば、泣くだろ?」と分かって書いている様な感じのもの!キャラの命を軽く扱う様な書き方は嫌いです。
そうでなければ、「分かっていても泣いてしまう!」というくらいなら苦手でも得意でも無いです。
とはいえ、やっぱり死なないのが一番ですし、ハッピーエンドが好きですね!ハッピー最高!
でも、私の「世界のばんか」は既に人の死で泣かせていますから!すみません!(土下座)
その分、絶対命を軽く書かない様に気を付けてはいますが。
ちなみに、私は自分で泣けなかったら、泣けるシーンではないと思っていますので(笑)。自分の物語を読んで、泣ける、というのは全くおかしくないと思います!
むしろ、私は村編を読み返すのが未だにしんどいです……。
あと、本人が気づかない内に流れている涙は、私も大好物です!
そういえば、えーきちさんが反応して下さった場面があったなと、読んでいて思い出しました(笑)。
しかし……。
このエッセイで、涙の複雑さや表情、と読んで。
私が誰かの死を初めて経験した、五歳の時のことを思い出しました。
忘れもしません。病院で、曾祖母が息を引き取りました。本当についさっきまで息をしていたのに、眠る様に。
最初、何が何だか分からなかったのですが、周りがみんな泣いていて。
家に帰ったら、ばたばたしていて。ようやく、もう話すことが出来ないんだと知った時に、初めて父にしがみ付いて泣きました。
あの時は、悲しくて泣いたのか、それとも訳が分からなくて泣いたのか、それとも別の理由で泣いたのか、今でもよく分かっていなかったりします。
そもそも、「死」という概念を理解していませんでしたから。いつ理解したかも思い出せません。
そんな涙もあったよな、としみじみ思ってしまいました。
でも、あの経験があるらこそ、人の死については、ふとした瞬間に考えることも多いです。書く時は、尚更。
そして、涙にも色々な表情がある。
私も、人の死とは関係ない場所でじわっと来る様なシーンを書けるのが目標ですね。
本当は、キャラが死なないのが一番ですね(遠い目)。
作者からの返信
「世界のばんか」はですね、胸が痛いです。また、全然違いますよ。
ただ安直に、感動劇を演出するのは、死に対する冒とくなような気がするのです。死は決して感動はなく、綺麗なものでもないと思うんですよね。
時にはみじめで、情けなくて、むごたらしい死だってあるんです。
決して、感動とはイコールではないですし、そこに付随する涙も必ずしも悲しいからではないと思います。
特に私は児童向けを多く書いているので、直接的な死とかではなく、感情の爆発のようなもので涙が浮かぶシーンを書きたいですね。
最近で言ったら、セブンワンダーズなんかは自分で読んでウルッときます(笑
大学で小説の授業を持つ先生が仰っていたのが「本当に必要な涙なのか」でした。
実際に些細なことで涙しても、小説で書くのはまた違うのでしょう。
かくいう私は、創作物で、登場人物が涙する場面が多いと興ざめしてしまいます。そのせいか、自分の作品では涙の場面を極力抑えます。
感情で涙を流す理由(メカニズム?)は解明されていないと聞いたことがあります(かなり前の話なので、解明されていたら申し訳ありません)。
それなので、「なぜ泣くのか」と訊ねたり叱るのはナンセンスだと常に思っております。
涙を誘う場面ではあまり泣きませんね。変なところで涙腺が緩みます。
大河ドラマ「平清盛」の最終話のクレジット、とか、「八重の桜」の最終話直前の回とか。
映画「羊と鋼の森」で、何でも無い途中の場面で泣いてしまいました。
演出の美しさに泣いてしまうこともあります。
ただ、実生活では涙を流す人を嫌う人が大多数(関わりのある成人では、全員そうです)なので、泣かないようにしています。
ハラスメント等でわざと追い込んで泣かせた上で「女々しさを売りにする最低な奴」というレッテルを貼らせる人も複数人いるので、注意が必要が必要です。
作者からの返信
なかなか考えさせられるご意見ありがとうございます。
「本当に必要な涙」か……
自分の作品はどうなんだろう? 無駄な涙はない、はずですけど……
今後、その言葉を胸に、作品を書いてみたいと思います。
最終回直前はまだありそうですが、クレジットですか。
私はストーリー、映像、音楽のタイミングが合致すると涙が出てきますね。
演出の美しさもわかる気がします。
>ハラスメント等で~
まさに『ケージではなく、ミトンでもなく』じゃあないですか。
編集済
(今回長めのコメントです。お時間のある時にでもどうぞ~)
なんとー、涙で枕を! 大変だ、私が参加を! と思ったのですが、絶対の自信作は2,000文字弱なのです。
お気に入りで、私には珍しく何度も読み返してその度に直しています。さっきも直しました。
そして小説の中の涙。
> しかし、私は死を理由に涙を誘う物語が苦手です。
云わば、最も単純で簡単に涙を誘う『お涙ちょうだい劇』がイヤなんです。
この物語を読めば、みんな泣くだろうと考えているその魂胆が透けているようで、逆に覚めます。
これ、同意します。でもこういう作品が商業でも多い気がします。わかりやすい涙が好まれる、ということでしょうか。
私はあまり泣かず、そのせいか涙のシーンはとても少ないです。今思い出せるのは一つだけ。四万字弱の中編です。
この作品はラストシーンその他、いくつか描きたい場面があり、涙のシーンもその一つでした。泣いたのはミュゲ書房に出てきた弁護士。目撃したのはコンサルタントの本条さん。
気持ち先行で書いた作品といいますか、コンテストに出すでもなく、地味ですし、でも「こういうのが書きたい」というのを書いたものです。執筆を始めて半年くらいの作品だったこともあり、読み返すと粗が目立ちます。でも自分にとって大切な作品で、感想やレビューを頂けたのがすごく嬉しかったです。
作者からの返信
二千文字弱でも自信作なら喜んで読ませて頂きますよ!
多いですよね、お涙ちょうだい劇。と言うか、もうタイトルの段階で誰かが死ぬ話だってわかりますから。君の膵臓を食べたいなんか、のっけから葬式でしたし。
需要はあるんでしょうねぇ。
私は派手な作品だけにスポットが当たるのを嫌います。
地味めな話でも、いつまでも心に残る話って、いいじゃないですか。
好きですよ。そういう話。
オレンジ11様の涙のシーン、一体どんな涙でしょうね。
悔し涙、かな?
非公式自主企画、読んではいたのですが、私は条件に合う作品がなかったので参加できませんでした(笑)えーきちさんはほとんど読んでくださってますしね。
『天気の子』も『聲の形』も泣きましたねぇ……。子供を産んでから、本当にちょっとしたことで泣くようになってしまいました。親と子に関係するお話なんかだと、特に。川上未映子の育児エッセイでボロ泣きして、夫にぎょっとした顔をされたり。
私は涙のシーンがあまり得意ではない、というかほとんど書いたことがないのですが、読者様の目に涙がにじむような文章が書けるようになりたいなあ、と日々思っています。涙は心の動きが外に出たものですものね。
作者からの返信
そう言えば、七海様の作品って結構読んでますね。けど、まだ全部は制覇していないはず。カモン、自信作(笑
文書だけでウルッとさせるのは、なかなか難しいですよね。『天気の子』も、小説だとどうなんだろう? 映像と音楽とストーリーが相まってのウルッでしたから。育児エッセイでボロ泣きは、確かにぎょっとするかもしれません。
私は七海様とは逆に、誰かしら作品中で泣いてますね。う~ん……泣いてるなぁ。男の子も女の子も。
目一杯、感情に色をつけようと足掻いているんだと思います。
>最も単純で簡単に涙を誘う『お涙ちょうだい劇』がイヤなんです
わ か り ま す !
と、大いに共感いたしました。絶対哀しいに決まっていますからね。
作者の魂胆が透けて見えると、興ざめしてしまいます……(´-ω-`)
なので、基本的に自分も登場人物が死ぬことで泣かせる話は書かないように自戒しています。
それを感じさせない巧みな構成の作品なら、何も問題ないんですけれども……。
そんな私は一昨日、有川浩先生の『アンマーとぼくら』でぼろぼろ泣いていました。゚(゚´Д`゚)゚。
すごく涙もろいので、すぐ泣いちゃうんですよね……(*ノωノ)
作者からの返信
私も最近涙腺が……(汗
死と直結しない涙がやっぱり理想ですねぇ。読者が思わずウルッとするような話を書きたいです。
私も涙もろいですね。人の死を理由にした涙は安直だという気持ちもよく分かります。
とかいいながら、小学校で黒澤明の「生きる」を見せられて号泣しました。で、教室が明るくなったときに号泣していたのは自分だけ。めちゃくちゃ恥ずかしいのと同時に、こいつら血が流れてないんじゃねえかと思いました。
作者からの返信
や、私も安直だといいながら、ベタなストーリーで涙を流したりもしますよ。そこへつなげる展開に説得力があるんでしょうね、きっと。