8/22

8/22 朧月を眺めながら蛍蛙の行進を待つ。ゲコゲコとどこまでも湧く鳴き声の中、田んぼから最初の一匹が現れる。隣の田んぼを目指してピョコと進むと、その度にふくりと膨れ、蛍のような光を発していく。一匹また一匹と次々に現れては膨れ、光り、田んぼから田んぼまで光の道を作る。#架空の夏休み日記

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る