あとがき


変人軍人の花嫁(仮)第2章完結いたしました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか。

できるだけ王道を基本軸に、目標は「完結」で執筆をしてまいりました。無事完結できたことにまずはお礼を申し上げます。



第2章は、想いが通じた二人の婚約期間です。そのため、第1章より甘いセリフや掛け合いを多く取り入れていきたいなと思っていました。思いのほかランスロットの溺愛が酷く、スキンシップ過多の男でしたね。最愛の前では不器用で、幼馴染キースの登場により心配性で自分に自信が持てない不甲斐ない男となりました。でも、そんなランスロットを包み込む包容力を持つエレーナに救われたと思います。


キースは第1章の時から考えていた幼馴染でもあります。裏設定(付箋?)のような形で第1章でもエレーナの口から登場しました。当時は女の子という案もあったのですが、「女だと思って(油断していた)ら実は男だった」という設定は美味しいな、と。その油断と自分の知らないエレーナを知る男の登場にだいぶ精神的にやられたランスロットを書くのは楽しかったです。ランスロットとキースの模擬試合はもう少し掘り下げたかった部分がありました。しかし、自分の腕の無さと本筋に関係ないので削除しました。番外編で2人のやりとりをかけたのは楽しかったです。あの2人の掛け合いは好きです。


バルサルト殿下に関しても、もう少しキースvsランスロットの図式を引っ掻き回してくれる存在として登場させたのですが、思いのほかキースが独断で動いてくれた部分が大きく影の薄い登場となってしまいました。


なんて、思い返すと反省点ばかり出てきてしまいますが、全体的に言うと書きたい事はほとんどかけたと、処女作としては満足しています。結婚式の準備の部分は自分の体験談が役に立ちました。ドレス選びやブーケ選びなど大変だった事を思い出し懐かしい気持ちになりましたし、喧嘩した二人の場面で、エレーナがランスロットの部屋をノックするシーンはエレーナの成長に嬉しくなりました。




今後の展開ですが、第3章の執筆は考えてはおりません。なぜなら、二人の関係が第2章完結時で、タイトル「変人軍人の花嫁(仮)」では無くなったからです。

ランスロットは仮面を外し騎士を辞め(正式には騎士団長を辞め)ました。変人といわれた彼の心は救われたと思います。

また、エレーナも仮の花嫁ではなく正真正銘の「ランスロットの妻」になったからです。

あるとすれば新婚生活の2人などを番外編で書くくらいですが、今のところその予定はありません。


そのため、これで完結という事になりました。


改めて、最後までお付き合いいただきありがとうございました。ここまで続けられたのは読んでくれる皆様のおかげでした。

矛盾点も沢山あったと思います。「ありきたり」「つまらない」と思った方もいたと思います。誤字が多すぎて読みにくいと感じた方もいたと思いす。それでも悪評コメントや批判も無くここまで来れたのは本当にありがたかったです。もしあったら多分完結できなかったと思います。そして、応援コメントや評価をしていただけた事とても嬉しかったです。今後の執筆に関わる事もあってコメントに同意したりできずありきたりな返信しか出来なかった事申し訳ありません。でも本当に本当に嬉しかったです。ほんとうにありがとうございました。

今後も他の作品を公開していけたらと思っていますので、もし作品に興味があったら是非読んでいただけたらと思います。

またいつか、どこかあえる事を心から願っています。

もし宜しければ感想またはハートポチをお願いします。

若干燃え尽き症候群になっておりまして、モチベーションUPください!笑



2019/09/24 楪葉みくり






エレーナ、ランスロット。その他二人を支えてくれた登場人物達へ。

生まれてきてくれてありがとう。一年間君たちと過ごせた日々はとても楽しかったです。





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変人軍人の花嫁(仮) 𣜿葉みくり @aika308

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