第399話 フィン感7、いやカクコン7
えーきちさんから、エンタメのプロットの作り方を習いました。
今までの起承転結の作り方では、わたくしにあっていないのではないかと。
で、わたくしの作品の特徴として、キャラクターが西なのに話の構成が北であるということがあって、もういっそ「三行あらすじ」で書いてしまえと言われました。
思った通りに書いたらいい、と。
しかし、物語の構成を考えると軽く一週間は費やします。
それに沿って三日くらいで(短編ですよ?)草稿をあげる。
それを第一稿、第二稿、とだいたい第六稿くらいまで書きます。
これでなにがネックかというと、キャラクターの感情がつかみづらくなってしまう。
当たり前ですね、何週間もかけてキャラクターと取っ組み合ってるわけですが、基本は構成通りに動いてもらわないと困るので。
無理やりになってしまうのです。
起承転結で物語を構成すると、キャラクターの感情を置き去りにしてしまうのがわたくしの欠点です。
しかし、わたくしは感情を書くのが合っていると言われているのでぜひその長所を生かしたい。
で、それには感情をもったキャラづくりをせねばならないのに、物語先行の書き方をするから齟齬が生まれる、と。
学校で習ったプロットの作り方は、そもそもが大衆向けの北(フィン感用語)向きなんだと思います。
A4用紙を折って、8コマの枠に起・承1・承2・承3・承4・承5・転・結を書き入れていく。
これはまったく、キャラクター先行の書き方には向いていません。
対して、えーきちさんのプロットはドラマの核となるキャラクターの心情を中心に展開させるやりかたです。
これは非常に、とっつきやすい。
キャラクターの持つ問題から、対立、葛藤、もりあがり……そして問題解決まで、いっさいのブレが生じにくい。
助かりました。
一生恩に着るでしょう。
ありがとうございます。
で、わたくしエッセイになれているから、そのプロットの作り方でエッセイを書いてしまった。
随想なのにエンタメwww
おそらく、これが初めての意識的に書いたエンタメです。
これをカクコン7のエッセイ部門に出したい。
イキってます。
イキるってわからないけれども。
そもそも論は苦手だけれども、もとからというか、学校でならった起承転結が肌に合わなかったから、今回用意した短編は多分お蔵入りになるか、書き直しになるでしょう。
プロット組んだら、その物語は幅をなくします。
そういうガチガチの組み方をしているので、不自由です。
総合すると、エッセイの方が優勢とみられるのですが、カクヨムさんはエッセイ部門でなにを求めてらっしゃるのかが前もってわからない。
わたくし、トンチンカンなことを書いてるかもしれません。
いや~~自信ないなあ。
書いてるときはバーサク状態なので無敵なのですが、改めて見てみると、ヨム人を選びます。
まったくもって、悩ましいことです。
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