第177話 2020/02/08/土の独り言

 さあ、やっちゃうぞ。

 エアキャラとの会話、エアトークやっちゃうぞ。

(すいません、心が疲れているんです)


 昨日、Mさんとこの新作短編を読んだんだよ。おもしろかったら、感想入れようと、嬉々として。だけど、なんていうか、あー、これでお終いなんだな、このシリーズ、って思うと、サイコー盛り上がったのにどこか寂しくて。自分が完璧外野の人間なんだなって感じて、いらない言葉がどんどん出てきた。


 1不愉快。


 なんで。


 1いらない言葉が。


 うん、いらないっていうか。自分的には当たり前すぎてむなしい感じ?


 4スーパーバカ。


 切り捨ててくれるねえ。ところで、最近マイキャットがサービスでも踏んでくれなくてさびしい。


 4おまえ……。


 私は変態なんだよ。猫に踏まれないと一日が始まらないの! 最近調子がおかしいのも、マイキャットが母や祖母にばっかり愛想をふりまくせい。


 4どっちかというと、オタク、のぼせてないか。


 のぼせるってなにに?


 4猫。


 ああ、のぼせるさ。私は猫だいすきだもん。物心ついた時から、お友達は猫だったもん。


 4あー、そうか。芯がしっかりしてないから、そうなるの。


 あの猫の柔らかさと暖かさと、ざりざりの舌でなめられる心地よさ。あれがないとダメなんだよー。


 4ちらっと、思ったんだけどさ。


 うん。


 4ブスでもよい顔でもいいから、猫欲しいと思う?


 どういう意味?


 4頭つかえ。


 ん、そのブスとかよい顔って誰が?


 4お前が。


 そりゃあ、猫欲しいね!


 4化けない!


 人間には心の美しさというものがあるんだよ。ブスだろうとよい顔だろうと、心がうつくしくなけりゃ、人生台無しだよ。


 4うん、それはまあ、いいとして。


 私は根っからのピュアっこだよ。


 4シカトしてるからだろ。


 だれを。


 4私たちを。


 1あなたがたが、いっぺんに騒ぎだしたら、ノイローゼになるくらいピュアよ。


 4でた。なんか変なやつ。


 いやいや。1じゃなく、本体がもらしたセリフだから。


 4あ、そうなの?


 自作品中にあるような、内面の葛藤とか、ほぼほぼ、経験ナッシング。大嘘書いてる。


 4そっかー、そういうやつか。


 でも、分かるような気はするんだわ。共感できなくはない範囲。


 4同情の余地ある。


 え? 同情してもらわなきゃならん、なにがしかが私にあるとは思えないんだけれども。


 4説明しよう。


 でました! 設定マン。


 4注目!


 はいはい。


 4いいか。心の中で葛藤はもちろん、決定事項として。世話が焼ける。


 私は感じる人間だもの。考えて動くタイプではないの!


 4それじゃあ、あたしもよ。


 たいていのことは、後で考えるんだよにゃ。


 4にゃ、とかよせっつーの。


 あい。

 で、意見は一致をみたということでいいのかな?


 4えっとー。私たちの要求はー、自分にしっかりしてほしい。


 意識がドロドロのときの私に言っても、無駄だっつーの。まあ、食生活をちゃんとすれば、解決するんだけれども。


 4ほんと、力の限り。


 4番は、最近どうなのよ。ちゃんと生活してんの?


 4してるけど、教えない。


 えー、秘密主義ー?


 4そうです。


 まあ、エアキャラに関心ないから、教えてくんなくてもいいけれども。


 4ズッ(こける)


 夜中になって、頭が冴えてくるの、ほんとなんとかしたいな。


 4なにかわからない。こいつ。


 まあ、今日もぬりえをやるのかな。おとといだか夕べのだかの作品は、やっぱり暖色系が受けがいい。冬だから、あったかそうなのが求められるんだろうか。


 4そうだよね。でも、結構おもしろい。ぬりえ。


 二枚同時に進めるのは慣れてきたから、今度は四枚同時に進めてみようか。


 4それいいね。


 赤、青、緑、黄、とか。いっそ虹色七色でもいけるかな。補色の関係とか、表をみながらやってみようか。


 4いいね。


 じゃあ、原画をコピーしなきゃいけない。ところで黒いインクが切れてるんだけれども。


 4そりゃあ、しかたないじゃん。


 まあ、あれだけ刷ればね。まあ、カラーのインクは予備があるから、当分大丈夫だとは思うけれども。なんか罪悪感がある。


 4たとえば。


 れっきとした黒インクが世の中に存在するのに、わざわざ貴重な色合いを持つインクを混ぜ合わせて黒っぽくして使い倒す、なんていうか、余分というか余計というか。無駄なことが。


 4たしかに。インクは初めから黒いインクであれば、カラーを粉飾しなくていいわけだ。


 そうなんだよ。カラーインクがもったいないでしょ?


 4よくばりさんだな。


 なんでよ。合理的に考えてもそうでしょうが。


 4うん。七色ぬりたいとか、別にそういうのはいいのよ。だけど、それを粉飾するのにカラーインクを使いたくない? ドロドロの話。


 確かに、胸の中がドロドロしてきつつあるわ。別の話をしようか。『首都崩壊』第三章まで来たよ。


 4ようやく?


 うん、寝る前に読むと、心が落ち着くわー。


 4その前に、日記に書いておけ。日記に。「おおげさなやつ」とかって。


 東京直下型地震、まだこない。それはちょっと今後のこともふまえて、どんどん怖い事態が予想されるんだ。


 4そうなんだよな。


 これからくるとわかっているけれども、それは今じゃない。じゃあ、いつなんだ! っていうこわさ。


 4なのに、いまだにこない。


 来たら怖いとか言ってらんないと思うよ。いいのかな。こういうこと言って。


 4絶対アウトでしょ。


 気にしない。生き延びねばならないんだから、怖いも怖くないもないでしょ。そういうのをこの本から学びたいわけ。しごくまっとうな動機で読んでる。


 4あ、そうか。耽美だろうと、耽美じゃなかろうと、ヨムもんはヨムんだ。


 しかしねー、カクヨムのヨムが進まないのが、ユーザーさんに悪くてね。


 4気楽にいこうよ。


 まあねー。どうしよ。このへんにしとく?


 4そっか、またお話しよ。


 うん、ありがと、またねー。


 4練習しとくわ。後ろ向きな人を励ます練習。


 せんでいい。


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