コップの中の漣

作者 竹神チエ

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★★★ Excellent!!!

一つの場面でも、異なる視点からそれを見ると随分と違った印象になります。
このお話も、スーパーで万引犯と思われる女性を目撃した沙織、かつて沙織を見かけて以来密かに彼女に想いをよせている達彦、万引犯と思しき女性天子の三人の視点から物語が描かれます。

キャラクターがとてもよく仕上がっていて、短いながらもいろんなドラマが盛り込まれた作品です。

★★★ Excellent!!!

七夕の季節。舞台はちょっとクーラーがききすぎているスーパー。

足が冷たくなるのを我慢しながら、万引き犯と思しき主婦を見張る沙織。
話したことは無いけど、前に電車で見かけた沙織のことが忘れられず、偶然再会した沙織から目が離せない男達彦。
寒いのは苦手だけど、安売りのサンマを買いにスーパーを訪れていた主婦の天子。

三人の視点で織り成す物語。同じ時、同じ場所での出来事なのに、視点を変えれば別の物語が展開されます。
物語は最後に一つに集約され、とても綺麗な纏まり方をしていました。
七夕間近のスーパーで起きたちょっとした話。だけど周りの人にとっては小さな出来事でも、当事者にとっては大事かも。

★★★ Excellent!!!

ある日のスーパー。
ソックス婦人をめぐるミステリーが展開します。
作者様特有の観察眼とユーモアがうまく盛り込まれ、とても楽しい短編に仕上がっています。

『同題異話・七月号  コップの中の漣』参加作品。
この自主企画、今月も盛り上がりそうです。

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886285285

★★★ Excellent!!!

読みやすいということは、きっとそう思う要因があるのでしょう。この作品の場合、端的な文章、感情移入しやすいキャラクター、そして最後につなげてくれる冒頭の説明。お見事です。爽やかな気持ちになりました。素敵な作品を、ありがとうございます。