HF- N02-005

 この瞬間を待ってた。


 この為だけに、私は様々展開される茶番にも付き合い、真摯な顔をして話を聞いていた。


 その時間は本当に苦痛だった。


 でもいい。

 この瞬間が楽しめるから。



 例え私が壊れても、必ずアンタに復讐する。


 だって、唯一友達だと思ってたのに傷つけられたんだもん。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る