第23話
チッチョがかつての恩人を殺した三日後、フランソアは従卒とともに十日間の休暇をもらい、汽艇でサン・ディエゴを離れた。河は水面すれすれまで枝葉を伸ばした緑に縁取られていた。小さな村や交易所は相変わらず寂れていた。十字型の砦のそばも通り過ぎたが、船長曰く、フォイ族の勢力が弱まったことから、ここに兵を常駐させる意味はないとして、現在は誰もいないとのことだった。
「タバチェンゴもいないのかい?」
「いや、タバチェンゴにはいるさ」船長は黒く粘ついた噛みタバコをぺっと吐き出した。「妖精景気のおかげで儲かってる。ピエーテルバルクとサン・ディエゴのちょうど真ん中にある村だからな。目先の利く外国人がちょっとした宿屋を作っている。寄ってみるかい?」
「頼むよ」
枯れた川床に点々と放置されたサンパン舟や桟橋はいつものタバチェンゴだった。だが、岸辺から要塞を上る途中に見かけた村のほうは大きな変化を迎えていた。最後にこの村を見たときは日干し煉瓦に漆喰を塗り、屋根に椰子の葉を葺いた家がほとんどだった。そして、そうした家は数はそのまま、割合は半分に減少し、村の向こうにヨーロッパ人たちの坩堝となった猥雑な木造小屋が乱立していた。真っ白な洗濯物がひらひらと誘いをかけるようにはばたき、炒め粉の工場ではキャッサバが削られ、砕かれ、脱水され、毒をぬかれ、焙られて、香ばしい匂いを漂わせていた。
陣地を守っていた要塞守備隊指揮官の中尉の元を訪れると、最近のタバチェンゴの変わりようについてこんなことを言った。
「我々はみんなサン・ディエゴの魔法にかけられたようなものであります。大尉殿」
「魔法?」
「ええ。魔法であります」
魔法の仕組みはかわいらしい妖精だが、それに加えて、デ・ノア大佐流の〈文明化〉、十二ポンド砲とミニエ銃による一斉射撃、殺されるものまでをも恍惚とさせてしまうデ・レオン大尉の美しい処刑と人間の原始的な部位に刻み込まれた本能そのものをむき出しにしたような荒々しいデ・ボア大尉の処刑が副産物としてついてくる。
セント・アリシアは以前よりも賑やかになったようだった。造成地や倉庫、桟橋が増えていて、まだ建物は建っていないが、通りの区画だけは決まっていて、後は資材が届くのを待つだけの状態の市街地も二つ三つ、中央区と農園地帯のあいだの空き地に出来上がっていた。売春宿と裁判所のあいだの空き地にはぽつんぽつんと居酒屋や旅籠が立ち始めていたが、建物ぐらいで娼婦と判事の緊密な関係を邪魔をすることは出来ず、むしろ物理的な障害が増えるほど両者は互いを、つまり規律と気晴らしを必要とし合うのだった。変わったことといえば、妖精のこともそうだった。町じゅうの人間が別に買うつもり捕獲に行くつもりもないのに今日の妖精相場について、ああでもない、こうでもないと論じ合っていた。まだ捕まえてもいない妖精の所有権に関する交渉が植民地協会の貿易局事務所で大真面目に話し合われているのは噴飯ものとしか言いようがなかった。
だが、セント・アリシアではさらりと表層的に見ただけでは分からない変化が起きていた。それは受精し、卵割を繰り返し、栄養をたっぷりともらった上で産声をあげる機会を虎視眈々と狙っていた。
セント・アリシアの料理屋や宿屋、さらには権利金を払って屋台を出している店に対して、ガフガリオン将軍の七色刷りの絵が配られ、尤も目のつくところに張られていた。グラン劇場ではもう何ヶ月もずっとガフガリオン派の好む愛国劇がかかり続けていた。そしてガフガリオン派の発行する新聞『パトリア』が保守系の『アルカディア』や急進系の『リベラル』を抑えて、トップの売り上げを誇っていた。ガフガリオン将軍を讃える宴が催され、焼き肉がタダでふるまわれると、サクラと思しき人狼が立ち上がって、屋敷の鉄柵にしがみつき、高い位置から集まった人々に向けて「ガフガリオン将軍は我々に焼き肉をごちそうしてくれた。現在の共和国は何をくれた?」と叫び、すると、民衆たちから、何もくれやしない! 奪うばかりで賄賂までとってやがる! そんな政府はぶっつぶしてもう一度一からつくりなおさなきゃならん!と勢いのいい返答がやってきた。そして、最後は酒の入った群衆が調子っぱずれのジェルジェ讃歌を唄って解散となった。
要塞は相変わらずだった。夏の暑さの下でまどろみ、だらしなく砲をすえた銃眼。壁をよじ登る紫の花をつけた蔓草や門の上にかかった火を吹く投擲弾の紋章、哨戒する兵士たちの銃剣が胸壁の上に見えていて、きらきら光りながら一定の歩幅を守って規則正しく動いていた。フランソアの着ている地獄旅団の黒い軍服を見た立ち番がさらに緊張して首の筋肉を膨らませると、その膨らみの上をさっきからずっと滑り落ちる機会を狙っていた汗の粒がつるりと落ちた。門をくぐって石畳の小さな中庭を通り、ガフガリオン将軍の七色刷りの絵が額縁入りで飾ってある事務室でジェスタス中尉の勤務日程を調べた。
「中尉殿は本日と明日が非番です」事務係の伍長が答えた。
「いま、どこにいるか、分かるかい?」
「自室におられると思いますよ」
誰もいない演習場を斜めに横切って、士官用宿舎に着くと、アンドレル・ジェスタス工兵中尉の部屋のドアをノックした。
「どなたですか?」
「ぼくだよ。デ・ボアだ」
すぐにドアが開いた。チョッキにリボンタイ姿のジェスタス中尉が嬉しそうに笑っていた。「大尉殿。お久しぶりです」
「昇進したそうだな。まずはおめでとう。毛並みも以前よりぐっとよくなったぞ」
ジェスタス中尉は笑った。「大尉殿も昇進されましたね。おめでとうございます」
「そうは言っても地獄旅団だからなあ」
「いえ、市井では要塞守備隊よりも地獄旅団のほうがよっぽど兵隊らしい働きをしていると言われているんです。ぼくらなんて兵隊もどきと呼ばれて肩身が狭い思いです」
「そんなふうに思う必要はないよ」フランソアは言った。「もし地獄旅団のほうが兵隊らしいというなら、要塞守備隊はずっと人間らしいよ。きみはおそらくぼくに関する噂をいろいろ聞いているんだろう?」
「はい」ジェスタス中尉は若干緊張した面持ちをした。「でも、ぼくは大尉殿がそんな――」
「噂は全部本当だ。中尉」フランソアが遮って言った。「ぼくはね、中尉、小さなインディオの赤ん坊の頭ですら翡翠のトンカチでぶっ叩いた。頭は四散したよ。赤ん坊には罪はない。赤ん坊を産んだ両親にも罪はない。ただ赤ん坊の家の隣に住む男が地獄旅団の少尉を一人刺し殺した。そのせいで殺した男とその家族、その両隣の家の人間、全員をぼくは翡翠の鎚で殴り殺した」
「でも、大尉殿はまったくお変わりない様子じゃないですか」
「殺人狂になるべきなんだろうね。ぼくの相棒の処刑士官は完全な殺人狂だ。でも、ぼくは違う。ところがだね、あるナポリ人に言わせれば、あれだけ殺してて、まだ自分が普通の人間と同じ世界に住んでいると思っているぼくのような人間のほうが狂っているし、おっかないそうだ」
「どうして、そんな仕事を続けるんですか、大尉殿。大尉殿には似合いませんよ」
「簡単だ。殺す理由がないのと同様、殺さないでおく理由もないからだ。それでも人間は暴力を行使する側とされる側にはめ込まれるんだ。それなら、いざというとき守りたい人や思想のために自分が暴力を行使する側にまわろうと思ったんだよ。ただ、問題はぼくには守りたい人も思想もないということだ。ぼくの処刑はね、中尉、惰性なんだ。ぼくはぼく自身が殺されるその日まで惰性で人を処刑し続けるんだ」
フランソアは、まあ、湿っぽい話はこれまでにしよう、と言って手をパチンと打った。
「それより聞いたよ、中尉。きみはいま恋に生きているそうだね」
「アデリーナのことですか?」ジェスタス中尉は恥ずかしそうに笑った。「娼婦に本気で惚れるなんて、まるで小説みたいな話ですけど、ぼくも彼女も本気です。彼女の年季が今年の終りまでですから、あそこをやめ次第、ぼくも要塞外居住申請の申し立てをして、小さな家を買うか借りる予定です。でも、お金がないので、これからしばらくは苦労のしっぱなしです」
「いっそ妖精でも捕りにいったら、どうだい?」
「それも悪くないですね」
それからお互いの近況をやり取りしているうちに時計が午後四時をまわっていた。
「休みなんだろ? 一緒に町を見てまわらないか? 正直、セント・アリシアはぼくが最後に出発したときから、すっかり様変わりしている」
「全ては妖精のおかげですよ」そう言って、ジェスタス中尉はフロックコートを羽織るとケピ帽を手に取り、サーベルを佩びた。「じゃあ、行きましょう、大尉殿」
字の読める市民層が増えたせいか書籍商が増えていた。路上の台にバラバラになりそうな古書を雑然と並べているものもいれば、扉のガラス窓に金文字の二段組で〈ベルバン書籍等取り扱い店〉と記した、きちんと店を構えている老舗もあった。小さな印刷所では風刺画入りの歌詞が赤い紙に刷られていた。印刷工の見習いは小さな台に乗っては天井に渡した三十本の針金に刷り上った歌詞を洗濯バサミで挟んでいたのだが、その姿は唐辛子のように過激な言葉の熱を冷まさせようとして言葉を風に晒しているように見えた。
誰も住まない蔦だらけの廃屋だったはずの家屋がドアのところだけ草を取っ払い、古びて黒ずんだ扉に〈生物学専門取り扱い〉と白いチョークで殴り書きされていた。
「どういう意味だ、生物学専門って……」
「ああ、あれは、なんというか、つまり、生物はどのようにして繁殖していくかを解説する本を売っているんですよ」
「よく分からないが――」
「猥褻な小説ですよ。本来なら発禁のものをこうして隠れて売っているんです」
「なるほど、生物学ね。深い言葉だ。しかし、よくこれまで潰されないでこれたな」
「お偉いさん方に多いんですよ。この手の本が好きなのは。判事とか市会参事とか、うちの司令官のマルク大佐も贔屓にしている店ですよ」
「ああ、なるほど。生物学。つくづく深い言葉だ」
書籍商の集まっている通りから、河沿いに出て歩いているうちに、何か気晴らしはないかとやってきた農園主の白い麻の服が夕暮れの光に当たって赤々と燃え始めた。空は菫色で西では山火事を密林が吸い込んでいくように陽が落ちていき、桟橋の先端に吊るしたランタンに火がつけられるようになると、セント・アリシアの夜の始まりだった。サン・ディエゴほど奔放でないにしろ、ラム酒、フランス人娼婦、カードとサイコロといった具合で根は同じだった。それにナポリ人。ここでもナポリ人のごろつきがはばを利かせているらしく、顔に切り傷の痕があり、金の指輪を五、六本はめて、赤と黄の模様が炎のように混じった派手なスカーフを首元にねじ込み、ベルトに挟んだ柄に真珠層を使ったナイフをこれ見よがしに歩いていた。
「大尉殿。ぼくは、その、これから――」
「アデリーナに会いにいくのか?」
「そのとおりであります。よかったら、大尉殿もご一緒しませんか? アデリーナを紹介したいのですが――」
「いいとも。一緒に行こう」
マダムの売春宿もかつては町の外れにあったはずなのに、金の雨が降ると周辺の土地から次々と家や店がひょっこり芽を出し、いつのまにかマダムの店は街中に立つ大きなお屋敷になっていた。マダムはそれに合わせて、自分の店の制度も若干の変更を加えた。まず一階の酒場を改築し、水夫や金鉱採りたちの溜まり場のようだった店内を立派な社交クラブ風に作り変えた。そして、女たちについてもやりきる場合は娼婦として、ただ一緒に飲み交わすときは酌婦としての二つの料金制度を取り入れた。
「あら、中尉さん」最後に見たときから全く容色衰えないマダムがジェスタス中尉に甘ったるい声を投げかけた。「アデリーナでしょ? あと十分待っててもらえるかしら?」
「はい、構いませんよ」
「で、そちらの大尉さんは?」
「デ・ボア大尉と申します」
「デ・ボア――デ・ボア――あっ」マダムが息を飲み、一瞬その顔に恐怖の色が差し込んだ。「翡翠の鎚の……」
客と女たちの視線がデ・ボア大尉に集中した。
「悪い評判が届いているようですね」フランソアは特に怒ったふうもなくたずねた。「でも、今日の翡翠のトンカチも持ってないし、大人しく飲むつもりです。それでどうでしょうか?」
マダムは答えた。「ええ。ここではみな誰もがお客さま。そのお客さまの望むものをご用意するのがわたくしどもの務めですの」
フランソアとジェスタス中尉は酒場に通された。菜種油のランプがあちこちで光を放っていた。たっぷり綿の入った背もたれ付きの二人掛け椅子や金離れのよい客を常に団扇で扇いでいるインディオの少女、大理石の白いカウンターの上でより一層琥珀色に輝いているグラスのラム酒。マダムは売春宿の客層を少し上に上げたようだった。以前ならしがないチンピラや家のない旅楽士も女を抱けたが、現在の店ではそれは無理のようだった。そのかわり判事や医者といった連中が大手をふって店に入れるようになった。
酒場のブースのあちこちから葉巻の紫煙が漂っていた。葉巻は以前から売っていたがそれもパンチくらいで煙草の主流はパイプか噛みタバコだった。それが、最近になってデ・ノア大佐が葉巻を持ち込んだものだから、今度はみながそれを真似て葉巻を吸いたがるようになった。最新銘柄が取り揃えられるようになり、ついに先週からセント・アリシアの煙草屋にも〈ロミオ・イ・フリエタ〉が入荷するようになった。
かつてデ・ボア大佐の襲来を恐れ、若い娘たちを内陸の農園屋敷に避難させていた人々がいまや彼と同じ煙草を吸いたがる。なるほどデ・ボア大佐は粗野な乱暴者かもしれないが、その暴力の矛先が不帰順インディオならば、どうということもない。むしろ、インディオ全体の文明化に役に立つくらいだと高をくくっているのだ。フランソアはデ・ノア大佐の暴力の矛先がこの町の貴顕紳士に向いたとき、彼らがどう対処するのか、少し興味が湧いた。大佐の暴力は底なしだったから、反抗心をちょっとした素振りや日記の一言、視線の微妙な変化から嗅ぎつけられたら、最後、生皮を剥いて逆さ吊りにするだろう。
二人でラム酒を舐めていると、ワインレッドのドレスを着たアデリーナがやってきた。ジェスタス中尉は茶色系の人狼だったが、アデリーナには灰色狼系の血が流れているらしく、首筋の毛にランタンの光が当たると、まるで逆巻く海のように力強い模様を映し出した。
「こんばんは、アンドレル」アデリーナは言った。「そちらの方をご紹介してくださるんでしょう?」
「ああ、こちらはフランソア・デ・ボア大尉。最前線の地獄旅団で勤務をしておられる。大尉殿、こちらはアデリーナ・キュスティーヌ」
「こんばんは」フランソアは差し出された手にキスをする真似をした。「キュスティーヌというと元はフランス系ですか?」
「ええ」アデリーナが答えた。「フランス革命時に将軍をしてましたの。革命戦争のとき、プロイセン軍との戦闘に何度も負けてしまい、当時の革命政府がわざと負けて、プロイセン軍の侵攻を許しているという根も葉もないでっち上げの罪を着せられ、ギロチンで処刑されました。わたしはそのキュスティーヌ将軍のひ孫にあたります。家族はみなオランダに亡命して、その後、メイベルラントへ」
「そんなこと、ぼくには一度も教えてくれなかったじゃないか」ジェスタス中尉がふくれて言った。「ひいお祖父さんがフランスの将軍だったなんて」
「だって、あなたは一度もきかなかったじゃないの」
「それなりに有名な将軍だぞ」フランソアはからかうように言った。「士官学校時代に戦史の授業を寝て過ごしてたんじゃないだろうな?」
ジェスタス中尉は少しどもってから言った。「そんなことありませんよ。ぼくはいつだって目を覚ましてました」
「そういうことにしておこう。それと、ちょっと無粋なことをおききしますが――」フランソアはアデリーナにたずねた。「あなたはぼくのことを見ても顔をしかめたりしませんね。どうしてですか?」
「処刑士官の噂ですか?」アデリーナは言った。「確かに聞いていますし、きっと事実なのでしょう。でも、アンドレルがあなたについて、あの方は思いやりのあり立派な方なんだと言っていました。世界じゅうの人々があなたを殺人鬼呼ばわりしても、わたしはアンドレル一人の言葉を信じます」
「ジェスタス中尉は幸せ者ですね。こんな心優しい女性とめぐり合えて」
その後、三人は変わりゆくセント・アリシアについて忌憚のない意見を出した。フランソアは以前のセント・アリシアはその文化の中心に大農園主たちがいたからどことなく牧歌的であったといい、アデリーナは妖精を目当てにやってくる人々と、その人々に食べ物や着るものを供給する人々、それに性的欲求を叶えてくれるものが重なり合って、セント・アリシアという都市をもう一つ上の段階に築き上げたと主張した。ジェスタス中尉はそんな議論には参加せず、もうじき完成する角面堡について述べていた。工兵中尉としてジェスタス中尉は要塞防衛の観点からその場所に角面堡を作ることの重要性を再三に亘って説き、マルク大佐宛に上申書を出して、ようやく建設が始まったことを話し、一人満足していた。
「要塞にあの角面堡がつくだけで――」ジェスタス中尉は二人を相手に力説した。「要塞全体の篭城可能日数が三十日も伸びるんだ」
最後は泥酔したジェスタス中尉をフランソアが送り届けることになった。辻馬車が呼ばれ、正体をなくしたジェスタス中尉を客席に押し込むと、自分も席に乗り、要塞へやるよう馭者に言った。
「角面堡は無敵だあ!」ジェスタス中尉は夜空に叫んだ。「無敵なんだあ!」
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