416話 「小百合のぷにぷに宇宙旅行」


 上手くライアジンズのメンバーを「復讐の徒」に仕立て上げることに成功する。


 これによってホテルの防衛力は数段上昇しただろう。



(あいつらに過度の期待をする必要はない。それ以外にも保険はかけておくから、多少使えればいい。ホロロさんには後日伝えておくけど、なんとなく察しそうだよな。頭がいいし)



 ホロロには事前にいろいろなパターンを伝えているので、変な五人組がいればなんとなくは察してくれるだろう。


 彼女はとても聡明で、アンシュラオンにとっては最高のメイドである。シャイナのような馬鹿犬とは大違いだ。



 そして、今回の一件に協力してくれた小百合にも礼を述べる。



「小百合さん、ありがとう。助かったよ。もみもみ」


「ふぅんっ…はぁ…これくらいお安い御用です!」


「ハローワークのほうは大丈夫かな?」


「だ、大丈夫です。たしかに苦情が溜まると優先順位が下がりますが、最終的には依頼者が決めることです。ハローワークは…んふっ、仲介役にすぎません」



 連続して依頼に失敗したり、明らかな犯罪行為が見受けられた場合は除名もありうるが、依頼者には相手を選ぶ権利がある。


 ハローワークはあくまで斡旋業務なので、最終的には両者間の問題に帰結する。


 ただ、馬車の一件で評判が落ちることは間違いない事実だ。どのみち依頼は減ることになるだろう。


 少ない金で細々と生きることはできるかもしれないが、今回のような大金を稼ぐには、おっぱいの妖精に従うしかないのだ。



(異名も『おっぱいの妖精の下僕』になっていたしな。せいぜい使い潰してやろうじゃないか。さて、これからどうしようかな…)



 予定らしい予定は終わった。



 あるとすればモヒカンとの接触くらいだが―――



「はぁはぁ…あ、あの…これで終わり…ですか?」



 後ろを向いた小百合と目が合うと、潤んだ目で見つめてくる。



「ちょっとごめんね、ざぶんと」


「あっ!」



 小百合を軽く持ち上げて風呂の縁に腰掛けさせる。


 それによって下腹部が丸見えになった。



 そこは―――濡れ濡れ。



 命気による濡れだけではない。


 【発情】したことによる【準備】が始まっている。



「なんだ、小百合さん。すごいことになってるじゃん」


「あー、見られてるー! アンシュラオン様に見られてるーー! はぁはぁ!」


「どれどれ、触ってもみよう。ぐにぐに」


「ふぁあっ!! さ、触られてるーーー! はぁあっ、はっ!」



 遠慮なく小百合の股間を触る。やはりヌルヌルだ。


 途中はシーバンたちとの会話が多くなったので、揉むペースは落ち込んでいたが、それでもアンシュラオンに触れられているだけで激しく感じてしまう。


 常時身体が小刻みに震えているので、軽くイッている状態が続いているようだ。


 魔人因子と魅力効果が存分に発揮されているのだろう。


 小百合の綺麗な肌が桃色に染まって、とても魅惑的な色合いになっている。



「我慢できない?」


「で、できないです! このままでは再び不満全開の小百合に戻ってしまいます!」


「たしかに中途半端は駄目だね。なら、最後までしちゃっていいの?」


「もちろんです! お、お願いします!」


「そんな可愛いことを言われたら、やるしかないよね! だって男だもん!」


「ありがとうございます!! やったー! これで女になれるー!」



 小百合も、もう二十七歳だ。そろそろ人生を決めねばならない頃である。


 そこでアンシュラオンを選んだのは、さすがの選定眼としか言いようがない。



(うーむ、第一妻候補のマキさんが最後になっちゃったけど、これは仕方ないかな。その場の状況や展開ってものがあるしね。その代わり、マキさんはたっぷりと時間をかけてしてあげよう)



 小百合には世話になりっぱなしだ。何かお礼をしないと悪いだろう。


 とはいえ男がしてあげられることといえば、女性に奉仕することだけだ。ならば、このまま彼女の望みを叶えてあげればいい。



「じゃあ、改めてっと。さわさわ、もみもみ」


「うひゅっ…ふっ…ああっ! さ、触り方が…変わりました!」


「うん。さっきまでのは身体をほぐすためのもので、これからが本番だからね」


「さっきのが!? あれでですか!」


「そうそう。軽く達しているようだけど、これはほんの準備にすぎないよ」


「…ごくり。これ以上が…あるのですね!」



 想像した小百合が思わず喉を鳴らす。


 こうしたところで自分の欲求を変に隠さないのが、彼女の一番良いところである。



 さわーり さわーり もーみ もーみ



 アンシュラオンの手付きが少しずつ変わっていく。


 さきほどまでやっていたのは、軽いマッサージだ。あくまで小百合の肌と自分の手の感触を合わせる行為にすぎない。


 今やっているのは、ようやく馴染んできた肌を通じて、彼女の【肉】をほぐす行為である。


 身体の内部に浸透させるように全身を揉んでいく。



「ふっっ…ふぅううっ…熱い……身体が熱くて…」



 小百合の身体の熱量が増し、まるでサウナにいるような大量の汗が噴き出す。



 それを―――



「ぺろんっ」


「あふっ」



 舐める。



「うん。やっぱり疲れが溜まっているね。オレは生体磁気のレベルで小百合さんを見ているから、それがよくわかるんだ。もうちょっとほぐそう。疲れも取れるよ」



 優しい手付きながらも自分の力を送り込みつつ、ぎゅっぎゅっと絞るように彼女の中から悪い要素を外に出している。


 命気そのものにも力があるし、常人でも問題がないレベルの少量の生体磁気を送り込んでいるので、身体の芯からクリーニングしているような状態にある。


 こうして汗を流すごとに彼女は心も含めて綺麗になっていくのだ。



 愛撫には【愛】が必要だ。



 女性の身体に触れる際は、男は最大限の愛情と敬意をもって接しねばならない。


 まるで女神がそこにいるのだと思って、誠心誠意、真心を込めて、相手を想いながら撫でるのだ。


 それはしっかりと相手にも伝わる。



「はぁはぁ…こんなに…や、優しい…のに…あああ! 身体がすごく…あっ! ふうううっ! イッてるのに…と、止まらない…あ、あの…ま、まだやるのですか?」


「まだだよ。いつもなら、このあたりから激しくしちゃってるかな?」


「は、はい。じ、自分でやるときは…うはっ! そ、そうして…います」


「疲れているとどうしても早く終わらせたくなっちゃうけど、それじゃ中途半端になって余計にストレスが溜まっちゃうからね。せっかくだ。今日は小百合さんを完全にリフレッシュさせるからね」



 男以上に女性の身体には入念な準備が必要である。


 「ちょっと待って」「まだ駄目」と言われるように、相手の準備が整っていないのに焦るから失敗する。何事も準備は大切なのだ。


 また、女性自身もそれを理解していないことがある。


 自分では「もう大丈夫」だと思っていても、身体はまだ覚醒途上のことが多いのだ。


 特に小百合のように外で働いている女性は、身体が硬い。サリータ同様、長く処女でいたために内部が悪い意味で締まってしまっている。



 それを―――押す。



「うひゃんっ!」



 ぴゅぴゅっ


 小百合の恥丘を少し圧をかけて押すと、中から汁が出てきた。


 これも『悪いもの』だ。


 こうしたものを取り除き、小百合をまっさらな状態にしてから、改めて自分の力を注ぐべきなのだ。


 ホロロに対しても初期の段階でこれをやっている。自分の妻になるべき女性にはしっかりとメンテナンスが必要なのだ。(シャイナにはやっていない)




「はーー、はぁああ…あー」



 小百合の目が、うっとりとしてきた。


 じんわりとした熱気が身体中に満ち、それに身を委ねることで緩やかな快感が断続的に続いている。


 その熱気も、今までとは違った。


 今までは梅雨のような蒸し暑いものだったが、こうして循環が進むたびに真夏のビーチで寝転がるような、からっとした陽気なものへと変化していく。


 解放的な熱量の中で、小百合は絶頂を迎えているのだ。気持ちよくて当然だろう。



「そろそろいいかな? 次の段階にいこう。よいしょっと」


「あひっ! そ、それは…前の!」



 ぐちゃっ にゅるるっ


 アンシュラオンが手に大量の命気を絡ませたまま、小百合の股間に押し当てる。


 小百合はその感触に驚き、思わず夢見心地から覚醒する。



「こ、この感触は…はー、はー! ま、まさか…あの時のですか!?」


「ああ、命気振動のこと? そういえば、最初はこれで失神しちゃったんだっけ?」



 サナが意識を失った(寝ていた)ので、慌てて小百合の家に駆け込んだ時の話である。


 面倒を見てもらったお礼として、命気振動でイカせてあげたのだ。


 処女かつ普段はこんな快感を味わえない彼女の身体は、自然とその味を覚えてしまったのだろう。


 脳は強い快楽を覚えて、またそれを味わいたいと思うものだ。



「はぁはぁ…はーはー」



 呼吸が荒い。相当興奮しているようだ。


 振動を感じた小百合の身体から一気に蜜が溢れ出る。これでもかと溢れ出る。


 それは紛れもなく「おねだり」の合図である。



「おお! すごくいい感じになってきたよ。ほらほら、これが欲しいのかなー? ぷるぷるぷるー」


「はーー! だ、駄目です! そんなに焦らしたら…ふーーふぅうん! 触られていないのに…身体が反応して…はぁはぁ!」



 触れるか触れないかのギリギリのラインで命気を振動させ、さらに興奮させる。


 その間も片方の手で太ももなどを刺激しているので、身体の中に命気が染み渡って感度を上げていく。



「ふーー、ふーー! あ、アンシュラオン…様!! は、早く…早く…し、してくださいぃいい!」


「えー、どうしようかなー」


「お、お願い、おねが―――ふひっ!!」


「はい。イッていいよ」



 小百合のおねだりに応え、手を押し当て―――振動。



 ブルブルブルブルブルッ

 ブルブルブルブルブルッ

 ブルブルブルブルブルッ


 ブルブルブルブルブルッ

 ブルブルブルブルブルッ

 ブルブルブルブルブルッ

 


 これをどう表現したらいいのだろうか。


 スライムよりも遙かに柔らかく、かといってどんなに強くしても破裂しない粘ついた水の塊が、優しくその部分をマッサージしている。


 張り付いたら離れず、それでいてしつこくない。上質なローションでもこれは再現できない。


 そんなものが女性器の形に沿って完全に密着して振動している。小百合が感じる場所をすべて網羅している。


 何よりもアンシュラオンのエネルギーが宿っている。エキスが入っている。力の一部が入っている。




 そんなものが普通の女性に打ち込まれれば―――





「ふひぃいいい! ひくううっ! い、いくいくぅううううっ!! あはあああああああああああああああああ!」





 ガクガクガクッ ガクガクガクッ


 ぶしゃーーーーーっ!



 小百合が激しく痙攣して達する。


 段階をいくつもふっ飛ばして、強烈な快楽が津波のように彼女を襲っている。


 がしっ


 そんな彼女の腰をしっかりと抱きしめる。



「はーーはーー! あ、アンシュラ…オン……さま?」


「小百合さんに、もっと素敵な世界を見せてあげるよ」


「ふううんっ! え? えええっ! ま、まさか…ふううっ! そ、そんな…わ、私…もうイッて……イッてぇええ…」


「それが限界じゃないんだ。自分だけでやるとそこで止めちゃうけど、オレが与える快楽ってのは、もっともっと上にあるんだよ」


「はあーー! あ、当たる…当たって……!」



 アンシュラオンのマイボーイが、小百合にあてがわれる。


 彼女にとって、今現在の状態だけでも最高の快楽である。そうだと思っている。


 しかし、魔人に愛される女性が得る快感は、それを遙かに凌駕するだろう。


 なぜならば、それがアンシュラオンに味方した者が得る最大の褒美なのだ。


 彼を選んだ彼女には、人間を超えた極限の世界を味わう資格がある。




「いくよー」




 ツプツプッ


 ボーイの尖端がゆっくりと中に入っていく。


 これだけ準備をしたのだ。完璧な状態になっているので不快な抵抗はない。


 感じるとすれば、小百合が持っている素晴らしい感触だけだ。



(小百合さんの中は、あったかいなぁ。処女だから多少固めだけど、なんとなく安心するな。彼女が持っている生来の気質がよく表れているよ)



 それぞれに個性がある。どれも素晴らしい。


 その中で小百合のものは、しっかりと締まりがありながらも、とても優しく自分を受け入れてくれた。



(小百合さんと初めて会った時が懐かしいな。名前からして日本人みたいだし、一番親近感を覚えたもんだよ。それがこうして正式にオレのものになるとは…いやぁ、感慨深いねぇ)



 思い起こせば、この都市に来てから最初に優しくしてくれたのが彼女である。(マキもそうだったが)


 初めての都市でまだまだ緊張していた自分を、彼女は受け入れてくれたのだ。


 かなり雑に扱っていながらも、これだけ慕って求めてくれる女性は珍しい。


 だから大切に大切に、労わるように愛情を送る。



 優しく優しく―――



 ずるんっ



「あはぁっ!! おほっ!! あああ、意外とするする…入って……ひくっ!!」



 ぷちゅんと処女膜を破る。


 命気で保護しているので痛みはないはずだ。


 それどころかさらに命気が浸透して、彼女の性感帯を微妙に刺激していくだろう。



「くふううっ! ふぅうんっ! ふーーー、ふーーーっ!」



 びくんびくんっ がくがくっ


 それでまた小百合が達する。


 限界を一つ超えた先にある未知の快感域に突入する。



「はーー、はーーーー! はあああ!」


「よかった。いっぱい感じてくれているね。うれしいよ。もみもみ」



 震える身体を抱きしめ包みながら、ついでに胸も揉んでおく。


 胸も度重なる絶頂によってだいぶほぐされ、ねっとりと手に絡みつくようになってきた。


 手に収まるサイズは揉むのに手頃で、ついつい転がすように触ってしまう。


 本格的に査定したいところだが、やはりメインは下だ。



 むくっ むくむくむくっ



「ああああっ!! な、何か大きく!!」


「小百合さんのサイズに調整しているんだよ」


「ちょ、調整です…か!? そ、そんなことが…できるの…あはっ! ですね!!」


「普通の男はできないんだけど、オレならば簡単なんだ。うん、こんな感じかな」


「んふっ…ふはっ!」



 ここでも肉体操作を使って、マイボーイを小百合のものにアジャストさせる。


 自分が持つ技能の中でも、女性が一番感じるポイントを素早く探す技術は秀逸という自負がある。


 なにせ姉のパミエルキの中といったら、常に変幻自在に形を変えてくるのだ。


 圧力も柔らかさもその時々で違う。これはアンシュラオンと同じく膣内部を操作して、男性器が一番感じるポイントを攻めているからだ。


 それによって何度イカされてしまったことか。


 それに負けじと鍛練を積んだこの男を侮ってはいけない。性技においても魔人の領域である。



 そんなものが動けば―――






「あっ…あっ!! ぴ、ぴったりはまったものが…あああ! 入る…はいるうううううう!! 小百合の奥に……ふうううううううううううんっ!! ああああああ!! い、いくうううううっ!!」





 ガクガクガクガクッ


 ビクビクビクビクッ




―――達する




 アンシュラオンに触れられるだけでも達してしまうのに、ボーイを入れられたら仕方ないだろう。


 しかし、そんな状態でも快楽は止まらない。



「んんっ!! す、すごっ……いっ! 全然…おさまら……なっい! ひくううっ! あはーーー! 小百合、おかしくなっちゃうううううううう!」



 痙攣が止まらない。そうにもかかわらず快感も止まらない。


 際限なく上昇し、上昇し続け、それに伴って意識も覚醒していく。


 頭の中が温かい湯で満たされたような快楽と、冷たい水で肌を刺激されたような相反するものが同時に感じられ、ストッパーが発動することを許してくれない。


 快感が限界をさらに突破したのだ。


 すでに『一般の人間』が知覚できる領域の限界に近い。



「どう? いい?」


「ああああああ! あはーーーーーーっ!! イ、イイイイッ! さ、さいこう……ですうう!! うひっ!! と、止まらないぃいいい…!!」


「感度もいいね。サリータよりもいいかな?」



 サリータも感度はなかなかよかったが、おそらく小百合のほうが上だろう。


 名前や容姿も相まって日本人らしさもあるので、改めて上質な素材であることを認識する。


 だから、彼女が絶対的に自分のものであるという『マーキング』をしておかねばならない。



「奥に―――こつん」




「っ―――!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




 小百合が声にならない声を出して、言葉にならない超絶な快楽の波に呑まれていく。



「はひーーはひーーーー!」


「初めてだから、これくらいにしておこうか。このままだと壊れちゃうしね。じゃあ、出すよ」


「は、はひーーーーー!」



 ドプッ ドブドブドブドブドブッ


 すでに感覚が焼き切れそうなほど感じているので、ここでも手加減をして白くてどろっとしたものを放出する。


 それがゆっくりゆっくりと小百合の中に入っていき―――満タン。





「はーーーっーーーーーーー!!!! ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ―――――――――――――――――――――――!!!!」





 腹の中がすべて満たされている感覚。


 自分よりも遙かに強大なものに支配されているという【安心感】。


 シーバンと同じく、彼女は庇護されることを望んだ。


 だからこそ得られる強大な力の片鱗を、彼女は今感じているのだ。




―――ブツン




 ここで小百合の意識が途切れた。


 一般人で感じられる限界を超えてしまったのだ。



(しょうがない。小百合さんは武人じゃないからね。マキさんならプライリーラほどじゃなくても耐えられるだろうから、ちょっと激しい感じのは彼女でやろう)



 こうしてアンシュラオンは小百合を自分のものにした。


 残す妻はマキだけだ。彼女も実に楽しみな素材であろう。




 後日、小百合にこの時の感覚を訊いて見たところ、「空の海を漂っている感じ」だったそうだ。


 どうやら宇宙にまで達してしまったようである。


 瞑想で得ることができる、人間が得られるであろう究極のエクスタシーを感じていたようだ。


 さらにお互いが望んで結ばれる円満な行為でもあった。それが一番大切である。


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