232話 「殿、ゴールデン・シャイーナを成敗致す、の巻」


 ずるり


 ごぽごぽ ごぽごぽ どろり ぼちゃぼちゃ



 ずぼっと如意棒を抜くと、ごぼごぼと大量の白い液体が中から出てきた。



(ふー、そこそこ出たかな。思えばシャイナと風呂に入った時以来だから、久々の放出だな)



 さすがの精力なので、ホロロの子宮に収まりきらない大量の白くてどろっとしたものがこぼれ落ちてくる。


 水気風呂に浮かぶその姿は、まさにホイップクリーム。クリームサイダーに似ている。



「っ…っっ…はっ………びくびく」



 出すほうはいいが、そんな大量のクリームの放出をくらった女性は、たまったものではない。


 ホロロは完全に達して半ば失神しており、これも漫画でしか見ないようなイキ顔になっている。


 アンシュラオンが出すまで何十回もイッたので、その段階で限界を超えていたのだろう。



(ふーむ、やはり普通の一般女性ではオレの精液に耐えられないな。本当ならもっと出したいところを抑えているくらいだしさ。姉ちゃんならいくら出してもまったく問題ないし、逆に吸い取られるくらいだったけど…こんなに違うんだな)



 このことから、いかにパミエルキが怖ろしいかがわかる。


 アンシュラオンが全力で叩きつけてもケロッとしているし、むしろ搾り取ろうとしてくる。まさに底なしだ。


 これでやはり姉がおかしかったことが証明される。完全に規格外である。



「ちょっと、どうするんですか、これ! あわわ、ホロロさんがもうぐしゃぐしゃだ!」



 シャイナがホロロを揺するが反応がない。下半身はもう完全にぐちゃぐちゃという惨状である。



「ぐしゃぐしゃとか言うな。逆にエロいだろう」


「うわっ、汚い! 白いものが手についたぁ!」


「なんだその態度は。お前は一度飲んで喜んでいたじゃないか。どうだ? 美味かっただろう」


「喜んでないですよ! 飲みたくて飲んだわけじゃないです!! こんなの美味しいわけがないです!」


「じゃあ、ホロロさんにも訊いてみよう。手にとって…口に入れて。ホロロさん、美味しい?」


「っっ…っ……はべぇ」


「ぎゃー、なにしてんですかーー!!」



 失神しているホロロの口にクリームを入れてみたが、意識が虚ろなので口からどろっと出てきた。うん、エロい。やってよかった。


 殿、鬼畜でござる!




(ホロロさんはこれで処女ではなくなった。誰かに奪われる危険性はなくなったわけだ。…なんだろう。すごい安心感だ。それと同時に不安だな。他の女がもし誰かに襲われて処女でなくなれば…と思うとな。そんなことは絶対に許せんが、相手を殺したって傷物になったことは変わらない事実だ。だが、処女でなければ事故だったと思えばいい。そう、処女でなければいいのだ)



 ホロロの処女を奪ったことで支配欲が刺激され、相手を屈服させる快感と同時に不安も込み上げる。


 この素晴らしい感覚を他人に与えるわけにはいかない。万が一にも誰かに奪われるわけにはいかない。そう強く思ったわけである。


 そして、現状で一番危ないのが、目の前の馬鹿犬だ。



「ふむ」


「…なんですか? じろじろと見たりして」



(こいつを放っておくと危なくてしょうがない。ならばいっそ…。うん、そうだな。どうせもうホロロさんがこうなった以上、後には引けないしな。よし、決めた)



「シャイナ、股を開け」


「…へ? な、なんでですか?」


「お前の膜も破っておいてやる。そうすれば安心だ」


「え? …え? えええええええええ!?」


「会うたびに貞操の心配をしなくてはならないなんて、面倒臭くてしょうがない。だが、処女でなくなれば最悪の事態は防げる。そうだろう?」


「そ、そうだろうって…その……え!?」


「そうだよな。なんで今まで遠慮していたんだろう。べつに自分のスレイブじゃなくても、オレはもうこいつの飼い主なんだ。だったら何をしたっていいんだよ。そうそう、どうしてこんなやつに気を遣わないといけないんだ。あーあ、オレってお人好しだな。うん、決めた。ほら、出せ。さっさと出せ! ご主人様に対して喜んで股を開け!!」


「ちょっとーーー! だ、駄目ですよ!! な、なんでいきなりそんな! 断固拒否します!」


「お前にそんな権利はない!!!」


「ええーーーー!?」



 犬に抵抗する権利などないのだ。ワン権など存在しない!!


 だが、往生際の悪いゴールデン・シャイーナは必死に抵抗する。



「先生は今出したばかりでしょう!? そ、その、男の人はあまり連続では出さないって…」


「昔だって若い頃は三発連続くらいはいけたぞ? 今のオレなら連続で120回はいける」


「出しすぎですよ!? どこから出てくるんですか!」


「ここからだ!」


「きゃっ! 見せなくていいですよ!」


「馬鹿者が! オレのタマタマを崇拝しろ!! 愛でて崇めろ!!」


「言っている意味がわかりません!」


「オレだってわかるか!!!」


「ええええーーーー!?」



 殿、ご乱心!!!




(あの頃は若かった。120発出したもんな。まあ、本当はもっといけるが…できれば半分くらいが適量だよな)



 思い出す。姉に搾られていた頃を。


 60回くらいまでは最高に気持ちいいが、それを超えるとさすがにしんどくなる。100回を超えたあたりで意味がわからなくなる。


 パミエルキがじっくりねっとり絡むのでこの回数だが、単純にパンパンばかりしていたら、この倍以上は出していただろう。


 あの頃を思えば、この程度はまったく問題ないということだ。



「ほら、やるぞ」


「だ、駄目ですって! みんなが見てるじゃないですか! 絶対に駄目ですよ! せ、せめて二人きりで…!」


「それは無理だ。オレはサナと一瞬たりとも離れるつもりはないから、最低でも一人は見ていることになる。どのみち見られるのならば、一人でも四人でも変わらないだろう」


「か、変わりますよ! 全然違います!」


「サナ、ラノア、こいつの両手を押さえておけ」


「…こくり」


「こ、こう?」


「そうそう。しっかりな。遠慮はいらんぞ。犬がシャンプーを嫌がるのと同じだ。そうしてあげたほうが犬のためなんだから、心を鬼にしてやるんだ」


「わかったー」


「いや、ちょっ!? ちがっ! だ、駄目だって! は、放し…うきゃんっ!」


「なんだその声は」


「先生がくすぐったからですよ!」


「お前が抵抗するからだ」


「普通しますよ! うきゃんっ!」



 サナとラノアがシャイナの両手をそれぞれ掴む。


 サナは腕力が向上してきたので単独で簡単に押さえ込めるし、抵抗するそぶりを見せるたびにアンシュラオンがくすぐるので、ラノアのほうも問題ないようだ。


 サリータにやらせなかったのは、犬のしつけは主人側の人間の責務だからだ。飼い主のサナはもちろん、そのうち散歩を担当するかもしれないラノアも一緒に経験させておきたかった。


 がしっと捕まえ、これでばっちりホールドが完成。


 ゴールデン・シャイーナ、ついに年貢の納め時である。



「待って待って待って! これはさすがに駄目です! 引っかかりますって!!」


「お前は何の心配をしているんだ」


「苦情が来ますよ! 怒られますよ!」


「だからどうした!!」


「ええええ!?」


「今まで何回怒られてきたと思っている! いまさら怖くないわ! どうだ、すごいだろう!」


「何の自慢にもなりませんよ!?」


「ふんっ! けしからん胸をしおって! ぱちんっ! ぱちんっ! なんだこれは! 中身は生クリームか!」


「きゃんっ! 胸を叩かないでくださいよ!」


「くくく! このワンコロが! 他人にばかり尻尾を振りやがって! ひぃひぃ言わせてやるからな!!」


「急に先生が壊れた!? いったいいつの話ですか!?」



 うっかりシャイナと出会った頃を思い出し、その憤りが復活してしまった。



(思えばけしからんやつだ。身勝手な理由でオレに近づき、この騒動の発端を作ったんだからな。お仕置きだな。成敗してくれる!!)



「誰が主人か、はっきりさせてやるからな。この胸め! なんだこれは! こんなに柔らかくて何がしたいんだ! このこの!」


「あっ、あっ!! ちょっっ…おはほおおお! だめだめだめ、それだめ!!」



 おっぱいを掴んで軽く動かすだけで、スライムのようにぶるんぶるん激しく揺れる。


 なんだこれは。まったく抵抗というものがない。けしからん!!


 いつもふらふらしているシャイナの人生を象徴しているようで、なぜか腹が立ってきた。



「乳はあとでたっぷり弄んでやろう。それよりさっさと目的を果たそう。ぐいっ」


「あっ!! そこは…あああ!」


「ふむ、上が柔らかいくせに下はまだ固いんだよな。さわーり、さわーり、ぐにぐに」


「あああああっ! そこは…本当に…あああ! ふひぃいいい!!」


「さすが年中発情期のメス犬だな。こんなに濡らして、はしたないやつめ!」


「違いますって! 先生が触るから!」


「触ってすぐ出るとはけしからん! オナニー慣れしている証拠だな!」



 シャイナの下腹部は、すでにたっぷり濡れていた。ホロロとの情事を見ていて興奮したのだろう。イヤらしいメス犬だ。


 ならば遠慮はいらぬ!!



「いけ、如意棒! ぶっ刺してやれ!」


「ちょっとまっ…ああぁあ! 本当に…あひいいいいい! ふとっ! ぐいぐい大きいのが壁を押してくるうう!! がばって広げて先っぽがぬるって入ってぇええ!」


「お前の台詞が一番危ないじゃないか!!」



 シャイナの解説が一番危ない。



 これ以上野放しにすると危険なので、さっさと―――イン



 にゅるにゅるにゅる ずぶぶっ


 こちらも命気風呂のおかげでローション効果が発生しているので、ほとんど抵抗らしいものはなかった。簡単にずぶっと入っていく。


 本当は入る過程を楽しんでもいいのだが、シャイナの発言が怖いので一気にもっていった。


 こつんと最深部にまで入り、ひとまず味わう。



(うむ、【若い】な。ホロロさんより確実に若い。命気のおかげで簡単に入ったが、かなり抵抗感がある。眉毛じいさんならば好みかもしれんが、もう少しって感じか。あと十年は熟れないとオレ好みにはならないな)



 たとえるのならば、噛むと少し硬いシャリシャリとした林檎がいいか、少し柔らかくてフガフガしたものがいいかの違いだ。


 あまり硬すぎると美味しいと思えないし、フガフガでも弾力が物足りなくて美味しくはない。その中間を絶妙に併せ持ったものが名器なのだろう。


 シャイナのものは、まだまだ固めだ。ただ、光るものは感じる。



(ふむ、改めて触ってみると、こいつの身体ってやたら柔らかいな。全体的にぐにゃぐにゃしておる。胸があれだけ柔らかいんだ。ほぐしていけば…かなり化けるかもしれんな)



 処女なので馴染まないのは仕方ない。何度かやっていけば新しい発見もあるだろう。


 ともかく、これで処女ではなくなった。ひと安心である。



 が、ここでまさかの事態が発生。



「ひいいっ! ひぐうう! おぐうううっ! いっぐうぅううううっ!! んごんんはぁあぎもぢぢいっぢぢぢぢいぢぢぢぢあはぁああああんっ!」


「っ―――!?! おい、やめろ! なんだそのハード系エロゲーみたいな声は!!」


「だってぇえ…せ、先生…がぁあ! おほおおお! こんなの無理ぃいい! んぼぢぢぢぢぢぢいいいいい!」



(こいつ、やばいな!! こんな特技を隠し持っていたとは!! やられた!!!)



 そのあまりの常軌を逸した状態に、さすがのアンシュラオンも怯む。完全に予想外だ。



 いわゆるハード系エロゲーの喘ぎ声である。



 普通のエロゲーのような「あはーん、お兄ちゃんの気持ちいいよぉ」とは違い、「んほぉおおおおっ、おっおっおっほおおおおおお! お兄ちゃん、んほぉおおおっ、ぎもぢぃいいいい!」みたいな喘ぎ声のパターンだ。


 ハード系自体はいいのだが、この声は逆に萎えるのでアンシュラオンはあまり好きではない。


 その声をシャイナが持っていようとは、いったい誰が想像できただろうか。前回手でやった時は大丈夫だったのに、いきなり才能が開花してしまったようだ。



「…じー」


「ドキドキ」



 その異常な様子をサナとラノアも観察している。これは実にまずい。



(くっ、このままでは子供に悪影響を与えてしまう! 二人がハード系を真似したらどうするんだ! サナとラノアには正しい道を歩んでほしいのに!)



 正しい道 = 普通系のエロゲー



「ひいいいいいい! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」


「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」


「それは違いますよ!? おほっ! おほぉおおおおおおお! んぎぎぃいいいいい!!」


「くそっ! その声はやめろ! さっさとイケ!!」


「おぐうううっ!! イッでるぅううう、いっでまずぅうううう!! あああ、まだいぐぐぐうぐぐうぐ!! んんごんぐいぃいいいいんんぐううううううううう!」



 シャイナも一般人なので挿入している間中、ほぼずっとイキっぱなしだ。




 それに合わせて、アンシュラオンも急いで―――発射。




 ドクドクドクドクドクドクドクッ

 ドクドクドクドクドクドクドクッ


 ドップンドップン ドプドプドプドプ


 びゅるるるるるっ どっくんどっくん ドクドクドクッ


 びゅるん どっくん どぶどぶどぶどぶどぶどぶっ



「多い!! さっきより多っ…おほっ、おっほおおおおおおおお! もうらめぇえ…―――がく」



 がくがくと痙攣して、シャイナが失神。ようやく静かになった。



(くそ、焦ったからホロロさんの時よりたくさん出してしまった。シャイナのくせに生意気だぞ! こいつめ!! このワンコロが!!)



 ドブドブドブドブドブッ


 ドブドブドブドブドブッ



 生意気だったので、追加でさらに子宮に叩き込んでおいた。


 これで完全にゴールデン・シャイーナは沈黙。強敵ではないが、まさかの難敵ではあった。



(あの声はまずいな。サナに悪影響を与える可能性がある。次は口を塞がないと駄目だ。使えない才能ばかり持ちおって。…怖ろしいやつめ)



 と、ほっとしたのも束の間。



 すでに悪影響は出ていた。



 その光景を見ていたセノアが、凍りついた表情で怯えた声を発する。



「あわわ…あううう…ひぃいい」


「っ!? せ、セノア、これは違うんだ! こいつが特別なだけなんだ! 誤解するんじゃないぞ!」


「っ…!」



 くるり ぽろん


 慌てて振り向いたアンシュラオンのイチモツが、セノアと「こんにちは」。


 「やあ、ボクの名前はアンシュラオンJr。よろしくね! ちょっと白い汁が付着しているけど…どうだい? トレンディだろう? 今、あの馬鹿犬を成敗したところだからご機嫌なんだ! いやっふー! 心の底から叫ぶっていいよね! ボクは自由だ!! 世界は美しい!!! ぬるぬるどっくんどくん! FU~~~~! いぇええーーーい!」と、ふざけたことを言い出す。



(くおおお、鎮まれ!! 戻れジュニア!! 今はお前の出番じゃない!!)



 命令され、一気に萎むマイボーイ。しかし、セノアは凍り付いている。


 猛々しくそそり立ち、今しがたメス犬を成敗した竹竿が天を向く時、世界は大いなる進歩を遂げつつも慟哭し、少女の脳裏にトラウマという名の雷が落ちる。


 セノアの頭の中は、まさに世紀末状態。激しいショックを受けている。


 まだ幼い少女には刺激が強すぎたのだ。シャイナにも相当の責任があるが、結局はすべて自業自得。殿のはっちゃけすぎである。



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