クトゥルフ作品で脚光を浴びた海野しぃる先生の、特にクトゥってないホラー短編です。クトゥ要素的などろどろとしたものはないのですが、ぞわりと背筋を撫でるような冷たいホラー感はさすがの一言。オチを理…続きを読む
作者の実力がさらに練り上がっていることを感じる一作。これが編集者さんに鍛えられた作家というものか……おのれ! 面白い! まず出だしから既に物語のドライブがかかっているし、1000文字行かないうちから…続きを読む
久しぶりに「ひえっ」と声が出た。ラストで「あ、そっちーーー!!?」と驚愕した。秀逸なオチに拍手、暑くなり始めたこの時期に、本当にいいものが読めた。
邪視、邪眼、見てはいけない、見られてはいけない、ものがあるのかもしれない。そして視覚は受容体なのに何故、ぼくら人の視線を感じると思うのだろうか? ジーっと鏡を見てください。瞳の奥をほら何かが這いずり…続きを読む
もっと見る