されど月は島を想う

作者 コノハナサクヤ

命尽きようとしている島で、少女は希望を探し求める。

  • ★★★ Excellent!!!

エィヌ島は本土から離れた所にある小さな火山島。この島は、間もなく起こる火山の噴火によって、消滅の危機に瀕していました。

本土からも見放され、現在島に住んでいるのは、ほとんどが年老いた人達ばかり。島を捨てて逃げるにしても、絶望的な状況です。そんな中、老人たちは若いツバキナとエソトオの二人だけでも逃がそうとしますが……

自分達だけ助かるべきか、それともみんなと一緒に島に残って死を選ぶか。どちらを選んでも、必ず後悔するであろう状況ですが、ツバキナは50年前この島で起こったある出来事に、最後の望みを抱きます。
果たして、島の人達に未来はあるのでしょうか?

危機的状況の中で、それでも懸命に出来る事を探し続ける人達に心打たれました。

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