ある夜、彼は願った。満月の夜、月に連れられ、その世界に誘われた。望月の夜、幻想の先。その夜から始まった物語は、どこへ続くのか。どうか自分の手で、そのページを捲って欲しい。
彼は一体何者なのか。彼の気持ちはどちらなのか。本当のものは自分でもわからない時が多々ある。でも、いずれわかるときがきっと来る。