最終章 少年の未来
加速する者語
俺がジャパリパークに帰って来て、一体どれくらい経っただろうか
もう随分長い時間を過ごしているような気がする
ふとそんなことを思ったけど、よく考えたら一年も経っていなかった
そんな短い…短い?まぁいいや。その中で、本当に色々あった
パークを廻って、セルリアンと戦って、死にかけて
ライブをして、ショーをして、お祭りをして
新しい友達ができて、姉さん達に再会して
そして、大切な人ができた
それら全ては、色々な事を忘れさせてくれる
辛いことも。悲しいことも。苦しいことも
楽しい時間は、心を癒してくれる
楽しい時間は、あっという間に過ぎていく
だけど
人生とは、良いことがあった分悪いことも起こるもので
幸せな時間だけ過ごすなんてことはできないのだと思う
だから──
「あんた…まさか、コウ…?」
──この再会も、きっと、必然だったのだろう
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