百十九 今日を楽しもう
朝からバタバタしている。お弁当を作ったり、バーベキューの材料を串にさしたりと色々として時間が過ぎて行く。今日は、ちょっと遠い所にある川へと遊びに行こうとしている。場所は、もう行ってきているので、転移すれば簡単に行ける場所だったりする。
「川に遊びにいくっていってるけどどんな事をするの?」とカメッリアお姉様から言われて。
「川で水浴びして遊ぼうと思ってます」と答えるとなら行くと直ぐに返事が返ってきた。
他のお姉様達も聞いてみたところ水浴びなら行くと言ってくれる。そんな訳で、今日は、水遊びしに出かける事になった。モンスターも居ない精霊が住まうと言われる。そんな綺麗な川がある事をお婆様から聞いて一人で狩りも合わせて見つけておいたのだった。そんな訳で、準備も終わり。お姉様達と一緒に、転移を使って、川に遊びにきている。
「フルグル早く脱がないの?」
「脱げないなら私が手伝うよ」と嬉しそうに声をかけてくるカメッリアお姉様だった。
「自分で脱げますから気にしないでください」
「本当に、人がいないだねここ」とマールムお姉様がいきなり話しかけてくる。
「そうですね」
「精霊が住むと言われている場所なので、滅多に人は来ませんよ」
「それにしては、良い場所だね」とロートゥスお姉様から元気よく言われる。
「脱いだ服は、ここに纏めて置いておけばいいよね」
「そうですね」
「久しぶりに、フルグルの裸を見た気がする」とマールムお姉様が、まじまじにみてくる。
「お姉様達の中で、一緒にお風呂入って来ないのは、マールムお姉様だけですから」
「いい体してるでしょ」とカメッリアお姉様とロートゥスお姉様がが言って来る。
「確かに、筋肉が凄く綺麗だね」
「人の体でをそんなに、三人でじろじろ見ないで、湖に入りましょう」
一応僕から先に、湖の中に入って行くとひんやりとした水が、身体に染み渡ってくる。凄く気持ちのいい感じがした。その後からお姉様達が順番い入ってくる。
「凄く冷たい」
「でも気持ちいいね」
「水が凄く綺麗で、冷たいね」
「簡単に、潜れるね」
「フルグル肩かして」
僕は、言われるがままに、カメッリアお姉様に、肩を貸すとそのまま後ろに倒されて水の中に簡単に沈んだ。その沈んだままカメッリアお姉様の足を持ち上げて、勿論道ずれに水に、潜ってもらう。
「酷いよ。フルグル」
「水飲んだよ」
「お返しです」
「それにしても良く持ち上げられたね」とロートゥスお姉様に言われる。
「私そんなに、体重重くないよ」とポカポカと僕を叩きながらロートゥスお姉様に言い返す。
「フルグルに、持ち上げて貰ってドボンしたいな」とマールムお姉様が言って来る。
言われるがままに、持ち上げてドボンをしてあげると嬉しそうに、湖から出て来るが、髪が長いので、一瞬お化けかと思ったと冗談に言ったらポカポカと同じように殴られる。
ま、実際に、殴られても痛くないのだが、お姉様達が、なんだか可愛く見えて眩しかったりした。そんな中で、ロートゥスお姉様だけが、潜って僕に、悪戯をしてくる。そんなたわいもない時間が過ぎて行き。お昼の時間になり。着替えようかと思っているとそのままで食べようと言う事になり、裸のまま料理して、お弁当とバーベキューをして食べて時間を過ごす。
何て言うか昔皆で、お風呂に入って盛り上がった事を思い出して、その話題で笑ったりしてゆっくりと時間が過ぎて行く。
「そろそろ夕方になるから帰る?」とマールムお姉様からいわれて。
「そうだね」とカメッリアお姉様が言って。
「楽しい時間もすぐだね」とロートゥスお姉様が言って。
「着替えたら帰りましょう」と僕が言った。
着替えも終わり楽しい時間も過ぎて行き。転移して自分の家の玄関まで帰るとお母様におかえりなさいと笑顔で言われて、そのまま珍しく四人でお風呂に入り夕食を食べて、トランプをしてゆっくりと時間を過ごすのだった。
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