六十九 はらはらドキドキ
お母様とやるババ抜きが、開始された。色々あったけど楽しく出来そうな予感がする。手札のトランプを人数分配り、ルールを説明した。勿論配る前に、ジョーカーを一枚抜いてある。
「これで配り終わりました」
「いっせいのせ。で内容確認しようね」
「「「「セ~の」」」」
「やった~」
「あ。えー」
「なるほどね」
「それじゃ。はじめますよ」
お母様が僕のトランプを選び一枚引いていき、僕は。マールムお姉様のトランプを引いた。するとマールムお姉様は、ロートゥスお姉様のトランプを引いた。
「お母様。一枚もらいますよ」
「ロートゥス。どうぞ」
「えい」
「よし、揃った」
揃ったカードを中央に置いていく。僕も、マールムお姉様も先ほど揃ったので置いている。お母様の番になり僕からカードを取ると揃ったと言って、中央にカードを置いていく。
「マールムお姉様。もらいます」
「ありがとう。フルグル」と嬉しそうに言う。
どうやらジョーカーを持っていたのは、マールムお姉様だった事が解る。取ってしまったのは仕方ないと自分のカードに混ぜる。そして、順番どうりに周りお母様の出番になる。
「何か凄く嫌な予感がするわね」
「幸せのカードだらけだと思いますよ」
「マールムの喜びをみると」
「フルグルが持ってそうね」
「はい。お宝を持ってます」
「よし。これに決めた」
僕から一枚のトランプを狙って取ったお母様だったが、運悪くババを引く。これは、運命のババとしか言えないなんて絶対に言わないと心に誓う。
「喉のつかえが取れました」
「良かったわね」
こうして、お母様にババが行ったのだが、このタイミングを運よく引くのが、この姉である。
「次も揃える」
「えい」
「エェェェ」
ロートゥスお姉様がババを引いたなこれは、そんな驚きで周りは、警戒した。そして、四週目に入った頃に、マールムお姉様の持ちカードは。一枚となりそろそろ終わると思って、ロートゥスお姉様から一枚カードを引くと……。
「ギャァァァ」
「マールムお姉様。引きましたね」
「ババは、マールムなのね」
「良くやった」
「マールムありがとう」
そして、勝った順番が。お母様が一番の二番がロートゥスお姉様になった。
「このカード頂き」
「やった。上がれた」
「フルグルに負けた」
この勝負は、僕が三番目になっり。マールムお姉様がババが残りビリとなり負けるのだった。これで、一回目のババ抜きが終わり、皆でやり方が完璧に覚えた瞬間だった。
二回戦は、座っている場所を変え。それから始める物のやっぱり、一番は。お母様が勝って、その後に、僕とマールムお姉様が同時に上がり、ロートゥスお姉様がビリとなる結果となり。時間的に夕食となり一度お開きとなって、ご飯を食べ終わってからと言う事になるのだった。
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