第119話死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、~
(原文:第10章1)
死んだはえは、香料を造る者のあぶらを臭くし、少しの愚痴は知恵と誉よりも重い。
どんな素晴らしい香料であっても、死んだ蠅が入っていれば、臭みが出て使いものにはならない。
どんなに知恵と名誉を持つ人であっても、少しの愚かで恥ずかしいことにより、取り返しのつかない状態に陥ってしまう。
「高山に巨木なし」という言葉があるけれど、高い地位にいればいるほど、風当たりは強い。
それを自覚せずに、短慮にして愚かな行為を行えば、あとは転落のみとなる。
この事例は、数限りなくある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます