第54話何にもまして、国の利益は農地を耕させる王である。

(原文:第5章9)

何にもまして、国の利益は農地を耕させる王である。


正しい王は農地を耕させる。

国が安心して成り立つには、食糧を安定して自国で賄うこと。

他国に委ねる割合に応じて、国民への食糧供給リスクが増大する。

また、農地整備、農業など、それを根気よく、忍耐を尽くして行なわせる王は、結果的に国にも利益になる。

金銀財宝は確かに美しいかもしれないけれど、それが口に入るわけでない。


※今回は、新日本聖書刊行会の新改訳聖書(第3版)を使用した。

※口語訳では「しかし、要するに耕作した田畑をもつ国には王は利益である。」

 他、ヘブル語の原文が難しく、様々な訳がある。

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