02-03

は「で、兄ちゃんから話しは聞いてるけど。自分アレなんやて?」


エ「アレです!! アレなんです!!」


は「いや、濁す必要あるんかいなそれ」


エ「アレでとても困ってて……アレなんです!!」


は「アホの子AIやな。さては自分アホの子AI搭載しとるやろ」


エ「アホの子ではありません!! エルゥです!! エルゥです!!」


は「分かったから!! 二回いいなや!!」


エ「どうやったらアレを克服できるか、エルゥ悩んでるんです!! です!!」


は「しゃーないしゃーない、誰でも通る道やでな」


エ「そうなんですか」


は「せや。PBCドールは――最初は満充電できんくて当たり前なんや」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る