そりゃまあタイトルも長くなるよ

だって情緒が足りない(初手)


もしかしたらお久しぶりの方もいたっしゃるかもしれないですが、ととっと本題に入ります。





















世の中の文書が多すぎる(嘆き)














カクヨムってない空白期間にもいろいろと本を読んでそれはもう面白かったのですが、小説をほぼほぼ読んでいなかった。


過去の名著とかならまだいいのですが、仕事上必要な記録とか、いろいろなものを運営管理するための法律文書とかその解釈本だとか、文章に情緒がなさすぎる。いや目的が違うから当たり前なんですけど。


ちょっくら小説でも読んで心を育もうとか思ったわけですよ。


コーヒーを片手に(一人で)、音楽でも流して(一人で)、ふふっとちょっぴり笑みを浮かべたりしながら(一人で)


そして適当に完結済みを漁ってみたわけですよ


えぇ




















小説が多すぎる←小説サイトだろ




一つも読めない。多すぎるから選別ができなかった。


昔よりは好み云々も減ってきた気がするので、読んでみればまあまあ楽しめるのではないかと思うが、結局一つも読まずじまい。


「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ著、によると、人類の歴史の革命は三つの重要な革命が道筋を決めたという。


1.認知革命……約七万年前に起きた。言語を得たり洞窟で絵をかいたり、神とか万能なものをあがめ始めた。


2.農業革命……一万二千年前。狩猟生活から農業をはじめ、安定的な食糧供給を得たことで爆発的な人口増加が起きた。


3.科学革命……わずか五百年前に起きた。産業構造は大きく変化して、大量生産大量消費社会の幕開けでしょう。


くわしくはどこかで話すかもしれないけど、とりあえず七百語五十万年くらいには現代人類に似た動物たちが地球上にいたけど、その時はまだライオンやキリンや犬とかと変わらない一介の動物にすぎなかった。


しかし、3つの革命が起きたことで、人類はなんだか地球を支配してしまうまでに上りつめてしまったんだ。


まあ何が言いたいかと申しますと




















革命のせいで読みたいものを探すのにも苦労してはなはだ困っているということです←知らんよ




まあ、これだけ言論の自由やら出版の自由やら個人の尊重やらの価値観で、自由に小説を書いて発表できるということは、幸せなことなんでしょう。


きっと一万年前に生まれていたとしたら、そもそも物を読みたいなんてこともなかったんでしょうし。毎日小麦の心配をするだけで一日を終えていたでしょう(支配者側に回れば?)




カクヨムやなろうとかいろいろなサイトがあるおかげで、小説の数もうなぎのぼりです。というか、竜が大群で登っているでしょうね。


そしていきなり現代の話だけど、娯楽の多様化も、小説のタイトルが長くなっている一因なんでしょう。


youtube見たりアニメ見たりうたったり山登ったり、あらゆることが娯楽化されている中、小説を読むのは面倒くさい。時間を資本と考えていろいろなものを楽しみたいということであれば、時間的コスパは小説は悪いでしょう。そこがいいところだけど。


東洋経済オンラインの記事で、とあるユーチューバーが小説は内容を読まずにレビューとか感想で内容を把握できればいいと言っていました。


「ゲームや漫画やおもしろい娯楽がいっぱいあるのに、わざわざ小説を読む必要なくないですか。時間の無駄じゃないですか」


完全にこれと同義のことを言っていたわけじゃないけど、一理ある。


良質なストーリーなら小説以外もあるでしょう。あえて時間を使って想像力を働かせるところに楽しみはあるのですが、わかりやすさが時間効率に一役買う以上、それはもう時代の流れとして小説側が譲歩しなければならないのかもしれませんね。


タイトルで内容がわかることで、読者が考える時間を減らす。


それがいいわけじゃないけど、まあしょうがない。それが情報過多社会です。


情報の波に押しつぶされそうになります。波の中からきらりと光るものを見つけるための工夫が、タイトルの長文化なんでしょう。




言いたいこと言ったので、ちょっとだけなんか読みたい。


でもなあ、結局一つも読まなかったしなあ。


人間って自由度が高まると、かえって何もできなくなります。知らない平原に放り出されて「好きにしていいよ」って言われたら、まずは途方に暮れるでしょう。


となると、ある程度なんか限定したり強制的にやらなきゃいけなかったりの制約を作れば、やれてしまいそうな気がします。









ん?















2年ぶりのあれか(溜息)

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