第121話
物資が不足する中で子供たちや愛ちゃんは配給のパンやたん切り飴より、以前に蓄えていた材料で私が手作りしたイーストのパンや飴の方がずっと美味しいと喜んでくれた。
また国許の江州の祖母より、ニッキと五色の縞の丸い飴や干し柿が送ってきて親子とも本当に嬉しかった。其の飴を子供達に小出しにして与えようと、缶に入れて倉庫に隠しておいたのに博道が見つけ、兄弟4人で食べてごっそり減っていたのに、ビックリした思い出がある。
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