第四章:【建国の闇に蠢く者】

第195話 龍王の世迷言

 龍の心臓・本部、黒龍の館。


 カーペントの命令で大陸中を飛び回り、世界情勢について調べ情報を集めていたヴァハム。

 ジーク、アルフォード、エリザ、そして執事のセバスチャン。

 ヴァハムは言わば、5人目の龍の心臓だ。

 そこに6人目のニトと、7人目の一条が加わり、現在の龍の心臓となる。

 だがヴァハムはメンバーとしては数えられていない。戦闘員ではないことが関係している。主に情報収集を担当しており、戦いには関わらない。

 情報は正確だ。あのグレイベルクの一件も、ヴァハムが集めてきたものだった。


 ヴァハムが久しぶりに本部へ帰還すると、大広間でジークと黒龍カーペントが何やら揉めているようだった。


「なあ。久しぶりに戻ってきてみれば、何だこれ、何でこんなことになってる?」

「今は黙って見ていましょう。私たちにも関係のある話だから」


 エリザは腕を組み、傍観する。


 ヴァハムの見た目は人間そのもの。

 エリザやアルフォードたちとは違い、ローブのような物は纏わず、身軽な薄手のジャケットを羽織っている。

 アルフォードの赤髪よりも濃い、逆立った短い赤い髪。

 ヴァハムは亜人である。


 赤い髪は、亜人の特徴というわけではい。亜人の多くは人間と同じ見た目をしているが、身体的なステータスは獣人と同じだ。

 亜人は先祖返りとも呼ばれる。獣人の間に生まれる種族だが、母親か父親、どちらか片方の先祖に人間がいた場合、稀にそれが数世代先の子孫に受け継がれる場合がある。それが亜人だ。


「ヴァハム、外の様子はどうだった、帝国はどんな感じだ?」


 腕を組みながらアルフォードがこちらへ振り返った。


「動きはないなー。何かを待ってるみたいだ。おそらく侵攻はまだ先だろう。用心にこしたことはないが、先の話じゃないかと思う」

「他には?」


 ヴァハムはこうして、定期的に戻ってきては皆に情報を教える。龍の心臓には欠かせない存在だ。


「慈者の血脈って知ってるか?」

「確か、前に魔的通信で見たような気がするが」

「ああ、それだ。謎の宗教組織、慈者の血脈。まあ当人たちはあくまで慈善事業団体と言っているが」

「で、それがどうした?」

「イキソスのアダムス信仰とはまた違ったもんだが、あれはヤベえ」


 ヴァハムは何やら思わしくない表情をした。


「ヤバい?」


 アルフォードには意味が分からなかった。

 慈者の血脈などよくあるカルト集団だ。殆どの者は興味を示さない。今、大衆が興味を持っているのは、英雄ニトのようなカリスマ性に溢れた者の話題だ。


「どんな団体にも悪い噂ってのはあるもんだ。当然、慈者の血脈にもな。というか悪い噂しか聞かねえ。だが問題はそこじゃない。この組織はここ最近設立されたもんだが、成長スピードが半端じゃねえ。よくわからねえが獣人を集めてるって噂を聞く」

「……なるほど。まるで帝国みたいだな。で、何が問題なんだ。今聞いた限りでは、他の組織と変わらない印象だが」

「そうだろうな。その反応は正しい。これは情報通の俺のような者にしか分からないのかもしれない。ここまで話しておきながらなんだが、つまりな、奴らはその実態の一切が分からねえんだ」

「実態が分からない?」

「ああ。気になって偶々みつけたアンク・アマデウスを尾行したことがある。だが見失っちまった。奴は俺の尾行に気づいてた」

「嘘だろ?」

「マジだ」


 ヴァハムは尾行の達人だ。

 後をつけられたら、ジークすら気づかないほどに。


「だが失敗したのには理由がある。俺は基本、目視と波動、そして耳を頼りに尾行する。一番重要なのは波動だ。だが奴からは魔力をまったく感じなかった。そのせいだ」


 魔力阻害の装備というものは中々に貴重な物で、その辺りの道具屋に売っているような物ではない。仕入れるにはそれなりのパイプが必要となる。

 アンク・アマデウスが魔力を阻害する装備を身に着けていたとして、ではどこで手に入れたのか。ここ最近、現れたような組織が何故そんなパイプを持っているのか。自ずと、裏に誰かがいるという考えに繋がる。


「本人がダメならと、アマデウスについて信者共に尋ねてみた。だが信者ですら奴については知らないと言っていた。口止めされてんだろうな。その代わりに返ってくるのは、生命の神は自分たちを救ってくださる、なんていう胡散臭い言葉だった。この手の宗教組織にはよくあることだ」


 どうやらヴァハムは手こずっていたらしい。


「分かったことは、ここ最近設立された組織であり、設立時期は不明。普通じゃあり得ないほどの爆発的な成長スピードで拡大してるってことだ。信者はもう大陸中に散らばっていると考えられる。何がしたいのか、信者共は無償で働いたり、畑仕事を手伝ったりしてる。表面的には普通だ。だがそんなことだけをしてる組織が短期間でここまで大きくなるわけがない。必ず裏があるはずだ。だがその裏が何一つみつからない」


 ジークとカーペントが口喧嘩を再開する。一方、アルフォードはヴァハムの言葉について考えていた。


「今の内に処理した方がいい感じか?」

「どうだろうな。信者共は知らねえが、あのアマデウスって奴は変だ。尾行した時の話だが、一瞬見られたような気がした。その瞬間に覚えた吐き気は忘れねえ。初めてのことでよく分からねえが、こいつはヤバいと確信したよ」


一先ず、保留。

アルフォードはそう答えを出す。

だが決めるのはジーク。そして黒龍だ。

だが今はそれも無理そうだが……。


「カゲトラとは誰ですか! 龍の心臓とは何のために作られたものなんですか! 答えてください父上!」


 息子に詰め寄られ、困った様子の黒龍。どうしたものか、と何から話すか考えていた。

 黒龍カーペントは荒い鼻息と共に、息子の問いに答える。


「そう慌てずともすべて話してやる。初めからそのつもりだった」


 ジークはその言葉すら疑った。


「どこから話せばよいのか……。この組織は前にも言ったように、権力者の暴走を取り締まることを目的としている。汚職と腐敗の殲滅だ。それが平和へと繋がる。我らは裏から世界を支えるのだ。そこに嘘はない。だが我としては、そこにはある者への思いもある。カゲトラ、そして……亡き妻、ビオラだ」


 ビオラは、ジークの母親でもある。もうこの世にはいない。

 その言葉に、ジークは俯く。ジークがこの組織に加入した理由。それは母親の死が関係している。


「数百年前の話だ。龍王様がお亡くなりになられ、当時の我は、ただの人間嫌いなドラゴンであった。大陸中を飛び回り、悪事を為す人間共をただ殺すだけの日々。精霊を守り、エルフやドワーフ、獣族を守っていた。当時、世界は今よりも酷く、人間たちは多種族を物のように扱っていた。人間でない者はすべて魔物。そして人間以外と深く交わった者は異端。それが当時の人間であった。だがそれは、今の時代にもある」


 カーペントは常に難しい表情をしていた。あまり思い出したくないのだろう。それほどに人間は残酷な生き物だった。


「龍王様が生前、仰っていた。人間は愚かだと……」


黒龍は、そっと瞼を閉じる。

カーペントは、龍王の言葉を思い出していた。







 「人間は愚かじゃ。人間は他者を支配することに躊躇いがなく、そこに快感すら覚える異常な種族である。じゃが、だからとて、わしらが人間を滅ぼして良いという訳ではない。それでは人間と同じじゃ。わしらは見守り、そして選別するのじゃよ」


古龍ドストエフスキー。

全身に魔力を浴びた鱗を纏い、白い顎鬚を生やしたドラゴン。

灰色の老龍が、そこにいた。


目の前には3体のドラゴンがいる。



黒龍『カーペント・ゼ・バッハ』


紅龍こうりゅう『ハーディー・ドュ・シュタイン・ゴッホ』


白龍『ティンカー・グウィン・ベル・ベクシンスキー』



「選別ですか?」


 三大龍の一角であるカーペントが訪ねた。


「良からぬことを企む者はおる。それらが絶えることはない。じゃから世界を侵す者は排除せねばならぬ」

「しかし、人間は滅ぼすなってか? そりゃ龍王様、無理あるぜ。俺様は殺した方が手っ取り早いと思うがなぁ」


 ハーディーは龍王の意見に辟易している部分があった。


「ハーディー! 龍王様に向かって何と言う口の聞き方だ!」


 中でも黒龍カーペントは、龍王を慕い、崇拝していた。

 唯一、三大龍の中で女性である白龍ティンカーが答えた。


「龍王様……私は、人間が許せません。あの日、家族を失い彷徨っていた私をお救いくださり、これまで様々な教えを学んできましたが、それでもあれだけは忘れることができません。日々、あの日のことを思い出すのです……」


 白龍ティンカーは暗い過去を抱えていた。


「ティンカーよ、耐えるのじゃ。それしか方法はない。わしらドラゴンの力は強大じゃ。力を開放すれば人間は死に絶え、世界は崩壊する。それすら可能なほどじゃ。じゃが、だからこそ、どうするかを見極めねばなるまい。人間を殺すことは容易いが……」


 白龍ティンカーは、力強く訴えた。


「人間は裏切ります! 私の兄グウィンがそうであったように、こちらが手を差し伸べたところで、彼らは理解しないのです!」

「人間を滅ぼせば、世界のバランスが崩れる。そうなれば奴らが現れる。観察者は安定の崩壊を阻止するため、兆しを感知し、その前に必ず現れる。わしらは最強種じゃが、いくらわしらでも観察者には敵わぬ。己の力を過信するでない。傲慢になれば、身を滅ぼすのは己じゃぞ?」


 ドストエフスキーのその目には、忠告と、ティンカーを心配する心があった。だからこそ、ティンカーには復讐に囚われず、幸せに生きてほしかった。

 自分がこの世を去って以降の世界に対しても、同じ想いだった。

 次第に龍王は瞼を閉じる。


「少し疲れた……しばらく、眠るとする」

「龍王様……」


 黒龍は別れを恐れた。

 ドラゴンの寿命は突然にやってくる。その気配はなく、それはドラゴン本人にすら分からない。直前になるまでは。


「カーペント……ハーディー……そして、ティンカーよ……わしとお主らは永遠じゃ。いつまでも繋がっておる。わしはいつまでも、お主らを見守っておる。わしの言葉を忘れるでないぞ? 物事には必ず天井が存在する。誰もそこを越えることはできぬのじゃ……傲慢になり我を忘れれば、必ずしっぺ返しを食らう。わしはその昔、なれの果てを見た。あれは、人間じゃった。その者は力に呑まれ、我を失ったのじゃ……じゃが……」


 龍王の言葉は途切れ始める。徐々に力を失っていく。


「その者もまた……愚かでは、あったが、不幸な者であった。わしは……同情したのじゃよ……そして気づいた、のじゃ。皆、同じ……じゃと……」


 龍王は、ある人間に同情した。

 自分を陥れたその人間に対し、怒りを覚えながらも救ってやりたいとすら思った。


「じゃが、それでも……」


 龍王の言葉が途切れた。突然に訪れる別れ。

 カーペントは現実を受け入れたくないように、目を落とし、また龍王へ目を向け、そしてまた落とした。


「わしは……」


 と声が聞こえた。はっとて目を見開いた、その時だった。


「人間が…………嫌い、じゃった……」


 絶句した。その言葉に。

 それが龍王の最後の言葉だった。


 ハーディーとティンカーもともに目を見開き、固まった。


 これまで龍王は彼らに人間への憎しみを捨てるように言ってきた。

 憎しみを抱えても、その先に待つのは滅びだけであり、得られるものは何もないとそう言ってきた。

 だからこそ見守り選別しろと、それぞれに役割を与えるようなことを言ったのだ。

 葛藤しながらも、彼らはその言葉を信じた。


「龍王……様?」


 カーペントは戸惑っていた。

 それでも人間が嫌いだった……最後に龍王が告げたその言葉には、憎しみにまみれた魔力の波動がこもっていた。

 三大龍はそれを感じ取り、そして分からなくなった。


「なんだよそれ……自分で言っておきながら、あんたは最後の最後に……」


 悲しみを噛みしめながら、龍王に怒りを向けるハーディー。


「止めるのだ、ハーディー」

「けどよ!」

「ここまで信念をもって生きても、人間とは、やはり憎むべきものなのですね」


 ティンカーは動かなくなった龍王に冷たい視線を向け、そう言い放った。


「ティンカー……」


 カーペントはティンカーにかけるべき言葉を知らない。


 それぞれの心が離れていく。

 同じ場所で育ち、修練に励んできた3体のドラゴンは、この日、それまで信じていた者に、初めて疑いの目を向けた。


 カーペントは、それでも龍王を信じた。

 龍王の言葉をもう一度よく思いだし、そして、龍王自身のことを自分なりに理解していった。

 龍王自身もまた、弱い心の持ち主だったと悟った。

 それは軽蔑すべきことではなく、むしろ尊敬すべきことだった。憎みながらもその心は罪であると自覚し、恥じることのない道を歩もうとし、教えてくれようとしていたのだ。


 ハーディーには哲学は理解できなかった。単純に好きだった龍王のことを、それでも愛し、尊敬し続けている。


白龍はその後、消息を絶った。







「我は龍王様の教えに従い、世界を見守り、人間を選別してきた。そしてカゲトラと出会った。あ奴の魔法は強力であった。当時の我は足元にも及ばなかった。そして問うたのだ。そのような力がありながら、何故、分からぬのだと……だが、カゲトラはただ未熟なだけであった。すぐに我の言葉を理解し、自分たちの罪に気づいた。ドラゴンの言葉を聞き入れる人間などおらぬ。だが、あ奴はそうではなかった……力がありながら、その力を私欲のために使わず、正しきことのために使う。正に勇者であった」

「それで、龍の心臓はいつ生まれたんですか?」


 父親の説明を聞き納得したジークは尋ねた。


「そのすぐ後だ。旧ダームズケイル帝国に戻ったカゲトラたちは、我を退けたことを称賛され、その一件をきっかけに、世界に名を轟かせ始めた。するといつの間にか、彼らはそう呼ばれるようになっていたのだ。龍の心臓と……」

「その意味は?」

「その一件以降、それまで世界において絶対的強者であったドラゴンへの概念が変わったのだ。意味は、『ドラゴンの心臓いのちは彼らの手の中にある』というものだ。いつかカゲトラ本人に聞いたことがある。だが、この名前は不本意だと言っていた。だからカゲトラたちは別の意味をこの名に込めた。『気高き黒龍に心臓を捧げた者たち』とな……変わった男であろう?」


 ジークの中には疑問が残っていた。

 ニトの話では、カゲトラはものこの世にいない。


「何故、今この組織の名が龍の心臓となっているのですか?」

「それは……」


 カーペントは言葉を渋った。


「ある悲劇が起きたからだ」

「悲劇?」

「カゲトラが、死んだのだ……」

「何かあったのですか?」

「分からぬ。それを知って以降、我はカゲトラに会っておらぬのだ。あ奴は自らを超人族だと言っておったが、いくら待っても姿を見せぬことから、我は死んだものと思うようになった。そう思うことで先に進もうとしたのだ。だがこの何とも言えぬ無力感だけは消えぬ。だからせめて、あ奴の遺したものを、意志を大切にしてやりたかった。あ奴は帝国との戦争以降、今のお主らと同じことをやっておった。暴走する権力の排除を行い、世界の平和を保っていた。我はその意志を継ぎ、現在の龍の心臓を立ち上げた」

「では……母上のためではないと?」

「無論、ビオラのためでもある。そしてお前のためでもある。もう2度と、ビオラのような犠牲者を生まぬためにも、再び裏からこの世界を支える者が必要だ。それは龍王様の『見守り、選別する』という教えにも通ずる」


 カーペントは、それでも人間を愚かだと言う。

では何故、人間を妻に選んだのか?

ジークはドラゴンと人間のハーフだ。


黒龍カーペント・ゼ・バッハ。

彼にはまだ秘密があった。


「こう思っておるのであろう? 愚かだと言いながら、何故人間の女を選んだのかと?」


だが黒龍のその問いに、ジークらは答えない。

黙って黒龍の言い分を待った。


「それは……種族の違いなど、些細なことでしかないということに、気づいたからだ。龍王様でさえ拘った『種族』という概念。だが、皆、同じ生命であると、我は意外にも、ありきたりなその答えに辿りついた」


アルフォード、エリザ、そしてジーク。

3人はその答えに納得していない。

権力を私欲に利用する者がいれば、そいつを斬るのはこの3人だ。

だからこの3人は、誰よりもこの言葉を理解する必要がある。


「種族の違いに拘るならば、それは己が侮蔑していた人間と同じだ。故に、という訳ではないが、いずれにしろ、種族に関係なく一人一人に目を向けるべきなのだ」


やはり、この言い分で納得する3人ではない。

同じようなことを言うものは、多い。

まるで何かを悟ったように、例えば正義に憑りつかれた者などは、よくこの黒龍と同じことを言う。

だがそれで良いというのが、黒龍の言い分だった。

長く生きた龍は、その人生をへて、最終的にこの単純な答えを出したのだ。


「ジークよ。分かる必要はない、お前はお前の道を行けばよい、アルフォード、エリザ、ヴァハム、お主らもだ。これは単純に我の考えというだけのことだ。お主らに強いるようなことはせぬ」


すると黙ったままのジークに、黒龍も話を切った。


「話はこれで終わりだ。ヴァハムよ、お主が仕入れたという情報について聞きたい。なんと言ったか……」


「“慈者の血脈です”――」


ヴァハムは前に進みながらそう答えた。


すると最後に、ジークが思い出したように疑問符を浮かべながら、あることを尋ねた。


「父上……その、話に出てきた、“観察者”とは、どういう意味ですか? まるで……」


だがジークは、その先を例えられない。

するとカーペントは、最後に答えた。


「それは龍王様の世迷言だ。気にする必要はない。龍王様はおとぎ話や、どこで聞いたのかも分からぬ、信憑性のない話をなさるのがお好きだった。『観察者』とは龍王様曰く、この世界のバランスを管理し、安定の崩壊と共に姿を見せる、“大いなる存在”を示す言葉のようだ。我もよく聞かされた。だが申したように、信憑性もなければ、そもそもおとぎ話でしかない話だ。ふ……今となっては、懐かしい話ではあるがな……」


するとノスタルジックになりかけた黒龍は、そこで踏みとどまり、場を仕切りなおす。

その頃にはもう、ジークの疑問も消えていた。


「ではこれより、定例会議を行う!――」


その後、会議が行われた。

議題として挙げられたのは、『慈者の血脈』。


闇にうごめく、宗教団体の名だ。

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