怒濤の一日
11月11日日曜日、朝9時から私立のH高校のオープンスクールでした。
夫は仕事でしたので、必然的に私が送って行くことになりました。
実はH高校まで行ったことがなかったので、どれくらいかなぁとナビで確認すると、25分。これは移動時間も考えて、10分以上余裕が無いとヤバいと思い、次女には8時20分頃に家を出ないとヤバいと伝えました。
しかし世の中全く上手く行かないものです。大変です、起きません。頑張って行くよ行くよと声をかけ、食べさせて着替えさせて、ようやく家を出ることが出来たのが8時半過ぎ。本当に泣きそうになりました。日曜日ということもあり、車が少なかったためどうにか間に合い、会場に滑り込みました。
かなり大きな学校で、面食らいながらもオープンスクール開会式へ。次女は生徒の群れの中へ混じっていき、私は保護者席で部活動の初回など楽しませていただきました。午前は体験授業、午後は部活体験でした。昼は学食で食べられるし、バスも出してくれると言うことだったので、私は開会式のみ参加して、体験授業の前にそそくさと帰らせていただきました。
開会式中、長女からLINEが入りました。
≪次男もらした≫
≪ベッドで≫
下の子たちを起こしている場合ではなかったので、長女に丸投げして出かけた私は、がっかりも良いところでした。
寒くなってきたからか、次男は偶に粗相することがあるのです。
≪体拭いてやって~≫
≪洗濯頼む~≫
ベッドもすっかり濡れていたらしく、それもどうにか処理して貰いました。
どうしても、親が忙しいと何かやらかすのが子どもなのです。
とんぼ返りすると、何食わぬ顔で次男が遅い朝ご飯中でした。
家事などを済ませ、昼ご飯を食べさせたあと、12時過ぎには発表会のため、長男と三女を音楽ホールまで送っていきました。本来ならば午前中のリハーサルにも出る必要があったのですが、事情を伝えて本番だけ出させて貰うことにしました。16時半頃終了予定とのこと。今度は長女と次男を連れて、足りない修学旅行の買い出しに行きます。
バタバタと必要なものを買い、今度は長女を美容室へ。私は次男と共に一時間ほど終わるのを待ちました。飽きっぽい幼稚園児を黙らせつつだったので、本当に長くて大変でしたが、長女はスッキリと髪を切って貰って大満足のようでした。
そしてまた買い足しの続きをして帰宅。
今度は、町内会の文化祭の展示品を取りに行きます。毎年発表会と重なるため、文化祭自体見に行ったことがないのですが、作品は出品しているので、展示が終わる15時には取りに行かなければならないのです。次男と一緒に来るまで取りに行き、ご褒美を貰って帰ってきました。
次女のオープンスクールが終わるのが16時、バスで30分くらいかかって帰ってくる予定です。
長男と三女の発表会も16時半終了予定。
どっち先に行こうかなぁと思いながら、私は少し家で用を足していました。
16時半近くになり、長女と次男を連れて、まず次女を迎えに行きました。少し離れたところにある某所の駐車場に高校側で送ってくれているはずでした。日は落ちて薄暗くなっていました。駐車場に他の車はなく、次女が一人で待っていました。
「ゴメンゴメン、これから下の二人迎えに行くとこ」
上着も持って行っていなかったので、少し寒がっていましたが、どうにか回収し、今度は音楽ホールへ。
すると、人気が既に無く、嫌な予感がしていました。
ホールの中に入ると、三女が「遅い~」と言いながらやってきました。長男も、
「45分くらい待った」
と言うのでした。
「あれ? 16時半終了予定だったよね」
「15時50分くらいに終わってた」
「えええ! マジで! ゴメンね~」
うっかり家で用を足していた時間に、既に終了していたとは、失敗しました。
お詫びに、あとで美味しいものを買う約束をし、ホールに飾られている、次女の絵を見に行きました。
夏休みに描いた、公園の絵がコンクールで入選したのです。一通り絵を見て、入賞しなかったのは悔しいなぁと思いましたが、それは次女も同じような気持ちだったようです。
体調悪い中、起き上がったら絵を描き、寝る直前まで絵を描きしていましたが、健常者ほど時間が取れなかったため、どうしても書き込みが足らなかったのを少し後悔していたのでした。
帰り道、コンビニでおでんを買って、次女と長男と三女のご機嫌を取りました。
「寒くて凍え死ぬかと思った」
半袖姿で外に出てプラプラしていた長男が、翌日具合悪くなるのは、ある意味予定調和でした。
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