第33話 熱烈・ホーレンソー親衛隊
梓の撃った矢をフライパンで防ぎつつ、砂糖子は巨大料理を次々と発射して攻撃。智恵理は逃げ回るだけでいっぱいいっぱいである。
「私を倒したかったって、一体どういうこと?」
「言葉通りの意味だよ!」
降り注ぐ巨大料理を矢で破壊しながら、後退する梓。
「梓危ない!」
智恵理が叫んだ。振り返った梓に向けて、ニンジンが飛んできた。梓はそれを弓で叩き落す。だがそこに別の方向から、サッカーボール大の石が飛んでくる。智恵理は魔力弾を発射し石を破壊、梓を救った。
「助かったわ、智恵理」
梓は礼を言った後、更なる追撃を警戒して身構える。やはりここで、全身に螺旋状の装飾が施された衣装の魔法少女が梓の背後から飛び出して螺旋状の槍で突きかかってきた。梓は後ろに跳んで回避しつつ、矢で反撃。吹っ飛んだ魔法少女を、その後ろから現れた魔法少女が受け止める。
「これで全員揃ったね」
砂糖子が言うと、先程遠距離から攻撃してきた二人も姿を現す。一方はウサギの着ぐるみのような衣装を着て、ウサギのぬいぐるみを腕に抱えた魔法少女。もう一人は智恵理と同じような王道魔法少女系の衣装を着て杖を持った魔法少女である。五人の魔法少女は、砂糖子の下に集まった。
「こ、こいつら手を組んでたの!?」
敵の数が一気に増え、智恵理は顔が青ざめた。先程の目玉焼きが仲間への合図であると、ここで気付いたのだ。
「行くよみんな!」
砂糖子が叫ぶ。
「巨大料理を降らせる炎の料理人! 志雄砂糖子!」
「螺旋の槍が全てを回す!
「石つぶてを発射して敵を砕く!
「五感を奪って闇に閉ざす!
「うさちゃん大好き!
智恵理と梓が呆然とする中、五人の魔法少女は一人一人名乗りながらポーズを決める。
『五人揃って、ホーレンソー様親衛隊!』
何故か五人の後ろで起こる爆発。らびの仕掛けたニンジン型ミサイルが爆発したのだと、梓は気付いた。
「し、親衛隊……?」
わけのわからなさに顔が引き攣る梓。
「そうだ! ホーレンソー様から気に入られてる三日月梓、あたし達はあんたを許さない!」
梓を睨み、砂糖子は言う。五人は全員が射手座のブローチを付けており、よく見れば皆射手座の集合場所にいた顔であった。
「そーよそーよ! あんたばっか贔屓されてムカつくのよ!」
「ちょっと美人だからっていい気にならないでよね!」
「もう二度とホーレンソー様に会えなくしてやる!」
「ホーレンソー様はみんなのものなんだから!」
口々に言う親衛隊。梓は頭が痛くなった。
一方のシステムルームでも、この状況は注目を浴びていた。
「ということだそうですが、ホーレンソーさん」
「……美しさは罪、なのだよ」
せっかく朝香の監視に集中していたのに、外部からの不可抗力により結局シリアスになりきれないホーレンソーであった。
「まずは紫、あたしらの中で最も恐ろしいあんたの魔法で、あいつを闇に閉ざしちまいな」
「オッケー!」
黒いローブの魔女のような衣装を着た魔法少女、久留米紫は両掌に黒い球体を出現させる。
「させるかっ!」
親衛隊の意識が梓に行っている隙を突いて、智恵理は魔力弾を発射。智恵理の存在を眼中に無くしていた親衛隊は対応が遅れ、魔力弾は紫に直撃した。
「ふぎゃっ!?」
煙が晴れると、そこには変身解除されバリアに包まれた紫の姿が。
「い、一撃!?」
何より驚いたのは、撃った智恵理本人である。
「ごめん砂糖子……ここに来る途中で他の魔法少女から攻撃されて、HPギリギリだったの……」
紫はそう言い残して強制送還。五感を奪う恐ろしい魔法を見せることなく脱落となった。
「よ、よし! これで一番ヤバそうな奴は倒せた!」
智恵理は動揺しつつもガッツポーズ。
「く……でもまだ人数はこっちのが上だ! 弥子とらびはその雑魚を始末しろ! 三日月梓はあたしと優でやる!」
砂糖子の指示を受けて、弥子は杖から石を、らびはぬいぐるみの口からニンジンミサイルを発射する。
「二対一は流石に無理ーっ!」
智恵理は魔力弾を連射して弾幕を張り、石とニンジンを打ち落としてゆく。
一方の梓は、近接タイプの優を相手にするにあたって極力近づかないよう戦おうとしていた。弓使いである以上、接近されたら不利なのは拳凰との一戦が証明している。
優が矢を槍で受けると、矢は回転しながら斜め上の方向へと受け流される。梓は怯むことなく後退しながら矢を撃ち続けた。
「あんたの考えなんかお見通しなのよ!」
と、その時砂糖子が叫んだ。梓の背後に、巨大料理が落ちる。退路を絶たれた梓に、優の槍が迫った。
梓が間一髪で避けると、槍の刺さった巨大料理が回転しながら吹っ飛ぶ。
(あんな巨大な物まで飛ばせるなんて……厄介な魔法ね)
砂糖子の落としてくる巨大料理に対処しつつ、自分の苦手な近接戦を仕掛けてくる優と戦わなければならない。智恵理とも分断されて二対二の戦闘が二つという状況を作り出され、こちら側の圧倒的不利である。
「ホーレンソー様に色目を使った罰よ! 回転しながら吹っ飛びなさい!」
「ったく、好きでもない男に付き纏われるだけでも迷惑なのに、その取り巻きにまでちょっかいかけられるなんて冗談じゃないわ!」
二本の矢を同時に番えて撃ち、砂糖子と優を同時に攻撃。だが砂糖子はフライパンで、優は槍でそれを防ぐ。そのまま突っ込んできた優に対し、梓は構えを変えた。
驚く優。梓の構えはまるで弓を剣のように持つもので、この状態から矢を射れるようにはとても見えないのだ。
槍が当たる寸前、梓は弓と弦の間に槍を通し、弦を槍の柄に引っ掛けた。そして弦で引っ張り優を横倒しにする。
「なっ!?」
弓を使ったまさかの戦法に不意を突かれた優は受身をとれず、まともに転倒してしまった。梓はそのまま槍の柄を掴み、弓を支点にして梃の原理でへし折る。
「何その弓の使い方!?」
「近接用の弓術よ」
それは二次予選が終わった後、ホーレンソーが妖精界に戻る前のこと。梓は相手に懐に飛び込まれた場合の戦い方を相談していた。
「そうだな……確かにこれまではひたすら遠距離で戦ってこられたが、ここから先は乱入男のように接近戦を許してしまう相手も増えてくることだろう。必殺技の訓練と平行して、近接用の弓術も教えていこうか」
「近接用の弓術? そんなものがあるの?」
「妖精界の弓術を甘く見ちゃいけないのだよ。かくいう私も師匠に習うまでそんなものがあるとは思っていなかったものだがね」
倒れた優を弓で押さえつけた梓は、光の矢を出現させて弦を引く。だがその時、梓の頭上に影が差した。上を見ると、巨大なローストチキンが隕石の如く落ちてくる。
梓は咄嗟に避けると同時に、優に矢を放った。ローストチキンは砂煙を上げ、優を押し潰す。
一瞬理解を拒んでいた梓だったが、やがて自分のMPが少し回復しているものの全回復はしていないことに気付いた。それと同時に、砂糖子に対する嫌悪感が湧いてくる。
「貴方……自分の仲間を!」
「あんたにとどめを刺されたらMP全回復されちゃうからね」
呆気にとられた顔で強制送還される優を気にも留めず、砂糖子は梓を見て笑った。
智恵理VS弥子&らびの戦闘は互いに距離をとっての弾幕の打ち合いと化していた。
紫を倒してMPを全回復したことで、手加減抜きに魔力弾を全力連射する智恵理。状況が状況なだけに、こうでもしないと即行でやられてしまうと感じたからである。
だがこのまま撃ち合っていても埒が明かず、いずれはこちらのMPが先に尽きるであろうことは予測できていた。
智恵理は撃ちながら走り、敵を撹乱。更にそこから、とっておきの隠し球へと移行する。
弥子とらびは智恵理の罠に気付かず、ひたすら撃ち続けていた。
「やっぱあいつ雑魚ね。このまま行けば余裕で勝てちゃう感じ。ところでらび、とどめはあたしにやらせてよね。あたしの方が沢山撃ってMP消費してるんだから」
「えー? 私の方がもっと撃ってるんだから私にとどめ刺させてよー」
二人はそんな会話をした後、互いに睨み合った。その隙を智恵理は見逃さない。地面の下から二つの魔力弾が飛び出し、弥子とらびを吹っ飛ばした。
「なっ!?」
「ふぎゅうっ!?」
智恵理は弾幕の中に、地面をすり抜けて潜る魔力弾を潜ませておいたのだ。
「あたしだって強くなってるんだーっ!」
空中に打ち上げた二人めがけて、智恵理は全力連射。
「そうはいかないもん!」
らびはぬいぐるみを地面の智恵理に向ける。ぬいぐるみの口が開き、ニンジン型のミサイルが発射される。魔力弾で相殺する智恵理だったが、らびは構わず空中から突っ込んでくる。
「これが私の隠し球よっ!」
ぬいぐるみの頭部が巨大化し、口ががばっと大きく開く。可愛らしかったウサギのぬいぐるみは凶悪な面構えになり、ライオンのように鋭い牙を剥く。そして見上げた智恵理の頭部を、噛み千切らんとばかりに喰らい付こうとした。
「え?」
先程のお返しとばかりに不意を突かれ、仰天する智恵理。ぬいぐるみの口の中にはニンジンミサイルがぎっしりと詰まっており、噛み付いただけで終わらせず確実にとどめを刺すという圧倒的な殺意を感じさせる。
自分の魔法少女バトルはここで終わってしまうのか。カニミソとの思い出が、智恵理の脳裏を駆け巡った。
あわや脱落を覚悟したその時、ヒュンと風切り音が鳴った。一本の矢がらびのこめかみに当たり、らびの変身が解除される。それに伴ってぬいぐるみも消滅した。
「あ、梓ーっ!」
危機一髪に親友の助太刀。こちらに弓を向けた梓の姿は、何よりも格好よく見えた。だがそんな状態でも、敵は待ってはくれない。梓の背後から、巨大な料理が迫っていた。
「梓、後ろ!」
一瞬、遅かった。梓は直撃こそ避けたものの、風圧で吹き飛ばされる。
「何やってんだらび! 三日月梓のMP回復させやがって! せめて雑魚の方にとどめ刺されればまだよかったものを!」
必死に戦ったらびを罵る砂糖子。
「ふえーん、ホーレンソー様のこと忘れたくないよぉー」
当のらびは、そんなことを言いながら人間界に帰っていった。
自分を助けたせいで攻撃を受けた梓を見ながら、智恵理は思う。
(あたしが梓の足を引っ張ってる……)
梓への追撃をしようと、弥子は智恵理を無視して梓に石を放つ。
「させない!」
倒れたままの梓を庇い、智恵理は自ら石を受けに行った。
「智恵理!?」
「梓は自分の戦いに集中して! こいつはあたし一人で十分だから!」
弥子の放つ石を杖で叩き落としながら、智恵理は梓の起き上がる時間を稼ぐ。
だがそんな智恵理と梓を纏めて倒そうと、空から巨大な鍋が落ちてくる。二人はそれぞれ逆方向に走って避け、再び分断。だが先程とは違い、二人の表情に焦りは無い。
「あんた一人で何ができるの? 雑魚のくせに!」
迫り来る石の雨。だが智恵理はそれを打ち落とすことなく、杖の先端に魔力を溜めながら突撃する。
「自棄になったの? だったら望み通り終わらせてあげる!」
石に当たりながらも、智恵理は弥子の懐に飛び込む。智恵理と弥子は杖から飛び道具を射出する同じ戦闘スタイルの魔法少女である。ならば当然、接近されることには弱い。弥子も智恵理のことを遠隔攻撃しかできないと踏んでいただけに、この行動は全く読んでいなかった。
「だありゃああああああっ!!!」
次の瞬間、智恵理は杖をフルスイング。魔力を溜めた杖の先端で弥子をぶん殴り、爆発と共に吹っ飛ばした。
梓が近接用の弓術をホーレンソーから教わり、先程のらびもぬいぐるみに噛み付かせるという近接技を持っていた。ここから先を勝ち抜くならば、智恵理も接近戦への対応を覚えるしかない。ましてや相手が自分と同じ遠距離タイプならば、弱点となる接近戦を自分が仕掛ければ優位に立つことができる。
たった今思いついた技をぶっつけ本番で使うという無謀な賭けだったが、それは見事に成功を収めた。クリーンヒットしたこの一撃がとどめとなり、弥子の変身は解除された。
「よっしゃああああっ!」
奇跡の大勝利にテンションの上がった智恵理は、思わず勝利の雄叫びを上げた。
一方で梓もまた、砂糖子を冷静沈着に追い詰めていた。
意に反して分断させられた先程とは違い、智恵理を信じてあえて別々に戦うことにした今。自分の戦いに集中できるようになった梓は、砂糖子を全く寄せ付けない圧倒的な強さであった。
巨大料理は矢一本で簡単に消滅させられ、ついでに撃った矢が本体を的確に攻めてゆく。巨大料理を盾に逃げ回っても、追尾する矢が本体を逃がさない。
「くそっ! こんなに強いだなんて聞いてない!」
樹の裏に隠れて息を切らす砂糖子。少し離れた位置から、智恵理の勝利の雄叫びが聞こえてきた。
砂糖子が梓のことを知ったのは、二次予選で戦った魔法少女から「ホーレンソーからやたらと気に入られている魔法少女がいる」という噂を聞いたことによるものだった。
少女漫画の世界から出てきたような美青年であるホーレンソーに一目惚れした砂糖子は、得意の料理を振舞ったり時に色仕掛けをしたりで様々なアプローチをかけていたが、ひたすらスルーされ続けていた。にも関わらずその魔法少女は、ホーレンソーの方からセクハラをしてくるほどの仲だという。砂糖子の嫉妬の炎は激しく燃え盛り、いつか必ず倒すと心に誓ったのだ。
そして遂に梓と邂逅したのが、射手座の集合場所であった。そこで梓がホーレンソーからセクハラを受けていることを自ら告白してくれたことで、こいつが噂の魔法少女だと確信した。
その場にいたホーレンソーファンの中には梓の発言を妄想扱いしている者も多かったが、砂糖子と同じく噂を知っていた者も四人いた。そこで砂糖子は彼女達を誘ってホーレンソー様親衛隊を結成。開会式中に打ち合わせ、最終予選で協力して梓を脱落させる作戦を立てたのだ。だがその仲間も気がつくと全滅。たった一人で梓という強敵に挑まされる絶望感。砂糖子は全身に鳥肌が立った。
「でもここで負けたら、ホーレンソー様と結婚できない……」
だがホーレンソーの顔を思い出し、自分を奮い立たせる。
「そうだ……親衛隊はもうあたし一人なんだ。邪魔者どもは消えた。後は三日月梓さえ倒せば、あたしがホーレンソー様を独り占めできる!」
砂糖子はフライパンを力強く振り、空中に出現させた巨大な鍋をひっくり返す。
「死ね! 下半身デブ!」
マグマの如く煮え滾った激辛カレーが、梓目掛けて降り注いだ。だが梓は空中に撃った矢を傘にしてそれを防ぎ、砂糖子に接近。弓を剣のように使う近接用の弓術で、砂糖子を叩き切る。
「あんな男のどこがいいのかさっぱりわからないけれど、少なくともこれだけは言えるわ。あの男は貴方を好きにはならない」
自分本位で動き仲間を平気で犠牲にする砂糖子の行いに、梓は静かに怒りを燃やす。
「あんたにホーレンソー様の何がわかるんだ! ケツデカメガネのくせに!」
下品な物言いで梓を罵る砂糖子に対し、梓は冷徹に弓を引く。
「彼はセクハラ魔のクズで私の一番嫌いなタイプの男よ。でも正義感だけはあるもの」
光の矢に射抜かれ、砂糖子の変身は解除された。
先に戦いを終わらせた智恵理は物陰に隠れて梓の戦いを見ていたが、砂糖子が強制送還されると姿を見せて梓に駆け寄った。
「やったね梓!」
「ええ」
二人はハイタッチし、互いの勝利を称え合った。
「ホーレンソー! やったカニー!」
システムルームで見ていたカニミソも、ホーレンソーとハイタッチしようとする。ホーレンソーは振り向かず朝香の映ったモニターを見たまま、手だけ差し出しカニミソとタッチした。
「フフッ、私はその大きな尻が好きなのだがね……」
タッチした手を戻し、ホーレンソーはそっと呟く。砂糖子は梓の尻が大きいことを散々なじっていたが、むしろそれがホーレンソーの琴線に触れていたことは皮肉であった。
「ところでカニミソ、喜ぶのはまだ早いんじゃねーか」
ハンバーグが言う。モニターに映る智恵理と梓は、二人一緒に移動を始めていた。全体マップに目を移すと、二人の進行ルートの先には一つのマーク。
「ゲゲ~ッ! マ、ママママズいカニ~っ!」
カニミソはショックで情けない声を上げた。
次の相手を探して森の中を進む智恵理と梓。ふと、梓は敵の気配に勘付いた。
「智恵理危ない!」
梓は地面に矢を放ち、それが光の壁となる。一発の銃声と共に飛来した弾丸が、光の壁にめり込みギリギリの所で止まった。
「ひっ……」
智恵理はびっくりして腰を抜かしそうになった。離れた位置の茂みで、銃口が光った。
「次の相手が出たみたいよ。油断しないで」
智恵理は黙って頷いた。銃口の向こうから覗くのは、水晶の如く鋭い眼光。
死神の鎌が、智恵理と梓を刈り取ろうとしていた。
<キャラクター紹介>
名前:
性別:女
学年:高一
身長:157
3サイズ:86-62-82(Dカップ)
髪色:茶
髪色(変身後):赤
星座:射手座
衣装:コック風
武器:フライパン
魔法:巨大な料理を空から降らせる
趣味:料理
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