青春の群像(第3部)56 翌週に亜子は須藤と蜃気楼に同伴してママが席に案内して水割りを作り乾杯したのです、亜子が宜しくお願いしますと言うと、条件は先生に言ったけどと言うので、それ


青春の群像(第3部)56


翌週に亜子は須藤と蜃気楼に同伴してママが席に案内して水割りを作り乾杯したのです、亜子が宜しくお願いしますと言うと、条件は先生に言ったけどと言うので、それで結構です、

と返事すると、それではロツカールームに案内するわと連れて行き鍵を渡したので、亜子がドレスに着替えると、スタイルもいいし美人だからお客さんが喜ぶはと言って席に戻った、

のです、


ここにはチーママが3人と売上げのママが4人いるのよ、後で席に案内するわ、手が空いている時はヘルプもお願いと言うので、ハイと承諾して、先生の係りの明菜ちゃんを呼んでと、

ママがスタッフに呼びにいかせると、傍に来てすわり明菜ですと言うので、亜子が宜しくねと挨拶すると、先生から聞いていましたが、美人でステタイルもいいですね羨ましいと言う、

ので、


おだてても何も出ないわよというと、本当ですよと笑ったのです、ママが後で呼ぶわと席を離れたので、亜子がさつそくなんだけど、一日に2、3人からブラシを忘れたので貸してと、

頼み、ブラシに着いている短くてもいいので、髪の毛をこのビニールの袋に入れて、名前をマジックで書いておいて、一日に沢山やると不審がられるので少しにするの、又髪の毛を、

ほぐしている娘がいたら、


肩あたりについた髪の毛を取ってやるしぐさをして採取してと頼んで、小さなビニール袋を渡すと、わかったわ、いよいよ戦闘開始ねと言ったのです、可奈さんてどんな人と聞くと、

すご~いうるさい女よ、ヘルプをアフターにつけても、お客さんから貰ってと車代もくれないの、あからさまに要求できないでしょう、しかたないので始発電車を待った事もあるわ、

と言ったのです、


須藤がそれでは金もたまるだろうと笑うと、子飼のヘルプが、マンションには隠し金庫があり、そこにガッポリ現金が入っていると言っていたわと言うので、部屋にあると言う事は、

ダイヤル式ね、今度部屋に泊めてもらって、開けてみるかなと言うと、須藤が金庫開けられるのと聞くので、昔し同棲していた男が金庫破りの名人で色々教えてくれたの、たいがい、

の金庫は開けられるわと笑ったのです、


須藤がこれは驚いた華麗な金庫破りだな、本当の諜報員かと水割りを飲み干したのです、ロッカーの鍵なんてコレであけられるのと、ヘヤピンを指したのです、ママが傍に来てまず、

可奈ちゃんのお客さんの所にと言うので、立ち上がり後をついて行き席に座ると今日からこの店で働く事になった亜子さんです、こちらは川上不動産の社長さんよと言うので、亜子、

です、


宜しくお願いしますと言うと、えらい、いい女ではないかと言うので、まあ、お口が上手なんですねと言って、頂いても宜しいですかと言うと、いいよと言うので水割りを作り乾杯、

したのです、可奈ちゃんも亜子ちゃんは始めてねというので、亜子が宜しくお願いしますと言うと、分らない事があったら何でも言ってね、川上社長さんはとても良い人なのよと言、

ったのです、


それぞれの席で挨拶して戻ってくると、須藤がお祝いだシャンパンをいれるぞと言うので、やったあ、これで今月のノルマクリアだとスタッフにたのんだのです、ヘルプもノルマ、

あるのと聞くと、少しだけだけど、クリアしないと2日分タダ働きになるのよと言うので、厳しい店だねと言って、シャンパンで乾杯したのです、ママが川上社長のご指名よと言う、

ので、


ハア~いと席を立ちいて込まして来るわと言い、明菜がプロだわと言うと、亜子は17からこの商売をやっているそうだ、下手なママより客扱いは上手いと少尉が言っていたな、

お手並み拝見と行こうと言うと、真一さんと言う人の、彼女かしらと聞くと、この店に来る時は、村田信二と名乗り、フリーのカメラマンと言う事だよと須藤が言うのでわかり、

ました、


その信二さんの彼女と聞くと、同志と言っており信二君を、ボスと呼んでいたなと言うので、ヤッパリ何処かのスパイなのと言うと、わからんと須藤が、シャンパンを飲み干した、

のです、月、火曜は休みだから、その内現れるかもと言うと、楽しみだわと明菜が言ったのです、2人の男が近付いて須藤先生暫くと言ので、須藤が戸田先生まあどうぞと言うと、

席に座ったので、


明菜が2人にシャンパンを注ぐと、何かの祝いと聞くので、須藤先生の知り合いの人が入店したんですよと言って乾杯すると、何処にいるのと聞くので奥から2番目の薔薇のドレス、

を来た人よと言うと、スタイルのいい美人ではないの、須藤先生のコレと小指を立てるので、そうだと良いんだけど、水商売のプロだからなあ、中々首を縦にふらないよ、戸田、

先生、一つ口説いてみてはと言うと、


よし、後で呼んでもらおうと言うので、一緒にいた秘書がスキャンダルは勘弁して下さいと言うと、政治家に女の一人や二人いても、話題にもならんさと笑い、それでは須藤先生、

我々はあっちでのんでいますと言うと席を立ったのです、あいつは誰が気に言っているんだと聞くと、明菜が可奈さんですよ、口説いているらしいけど、金が折り合わないとの噂、

ですと笑ったのです、


亜子に蔵がえすれば揉め事だなと言うと、火花バチ、バチですねと言うと、ムカつけばボロが出るかもしれんな、亜子がどうさばくかが見ものだなと須藤がいうと、川上社長が亜子、

さんを指名したので、可奈さんは内心ムッとしていますよと笑ったのです、可奈の席では川上が入店祝いだシャンパンでも入れるかと言うと、亜子が始めてお会いしたのに、そんな、

事しなくても、


水割りで結構ですよと言うと、僕がシャンパンを入れると可奈が儲かるんだよと言うので、それでは可奈さんの為にいれて下さいと言うと、可奈がいいのよ、係りの私が儲かるのだ、

からと言ってスタッフにシャンパンを頼んだのです、みんなで乾杯すると、可奈が私はお邪魔みたいですね、亜子さん宜しくと席を立ったのです、ほら、機嫌を損なったではない、

ですかと亜子が言うと、


いいんだよ、僕が誰を選ぼうと勝ってだろうと言うので、係りを大事にしないと楽しく飲めませんよと笑うと、あいつは金の亡者だからなあとシャンパンを飲み干したのです、この、

商売の女は皆そうですよと言うと、亜子もそうなのと聞くので、そうでなければ水商売なんてやっていませんよと答ると、どうだ今夜当たりと言うので、すみません今日は予約が入っ、

ているんですと言ったのです、


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