青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)22 まともに調べてくれないので刑事局長に手紙を書いたと言うわけですと言うので、2人が係わっていたとすれば直接手を下すはずはないですね、ダム建設の用地買収に応
青春の群像(第3部)22 まともに調べてくれないので刑事局長に手紙を書いたと言うわけですと言うので、2人が係わっていたとすれば直接手を下すはずはないですね、ダム建設の用地買収に応
青春の群像(第3部)22
まともに調べてくれないので刑事局長に手紙を書いたと言うわけですと言うので、2人が係わっていたとすれば直接手を下すはずはないですね、ダム建設の用地買収に応じなかったと言う、
事と2人が坂井さんの写真に写っていたと言う事は、坂井さんと2人はとこかで会っていたのかも知れませんねと言って、その写真を眺めると何処かの焼肉屋の店です、よくみると箸が、
もう一つあり誰かがいたようです、
ここには3人いたみたいですねと言うと、山本がどうしてですかと言うので、ほらここに使ったような箸があるでしょうと言うと、なる程と言って、しかも少し後ろに写っている男は顔は、
写っていませんが、左胸の金バッチがついています、これは国会議員のバッチですよ、多分この3人で焼肉を食べていたんでしょう、この男が何者かと場所が何処かと言う事ですねと言っ、
てもう一枚を見ると、
山の写真で男がどこかを指さしています、多分これはダム現場を取った写真ですね、この指さしている場所に何があるのかですね、この撮影された時間を見ると一枚が午前10時23分、
もう一枚が同日の午後2時43分になっています、この2人の後をつけていかなければこの写真はとれないはずです、焼肉屋から行ったとすれば、約4時間の間隔があります、こんな山の、
中に何時間もいるはずはないですので、
おそらく着いて直ぐに取ったものだと思いますが、ダム予定地には車が通れる道はあるのですかと聞くと、事故にあった所までは車でいけますが、反対側は山道しかありませんと言うので、
そうするとこの2人は山道しか無い場所にいたとは思えません、又反対側に坂井さんが待ち伏せするのは、行く場所が事前に分っていなければなりません、どうやって後をつけて素早く反対、
側に行ったのかなと考えて、
この写真では分りませんねと言うと、ダム周辺の聞き込みをやってみます、しかし2年も前の事ですから現場には何も残っていないでしょうし、覚えている人もいないかも知れませんと言っ、
たのです、後この須藤と親しくしているヤクザは誰かと言事と、この2人に関係ある国会議員と言う事ですかと言ったのです、山本と田中がさすがに、分析は凄いですねと感心していたの、
です、
山本がなぜ当日カメラは持参していなかったのですかねと言うので、それですよ、環境課長がカメラを持たないで山に入るわけありません、何処かで殺害されてあの場所まで運んで展望台、
から落としたと考えるのが普通です、死亡推定時刻が午後3時から4時の間ですから、殺したとすれば車で30分圏内のはずです、事故死なので死体解剖はしていないのかもしれませんと言、
ったのです、
その辺を含めてもう一度調べてみますと言うので、明日はわたしもその現場に行ってみましょうと言うと、それでは朝9時にアパートまで迎えに行きますと山本が言ったのです、しかし坂井、
さんは何を掴んだんですかね、ダムが予定されている事は皆が知っている事ですから、買占めたとすればそれよりもづ~と前になるはずですが、待てよ、ひょっとしたらこの写真は予定地、
ではないのかも知れない、
何かの事情があって予定が変更になり、買占めてないのでそこを見にきたのかもしれません、坂井さんはそれに気づいて、その後買い占めるのを妨害しょうとしていたので、殺害されたの、
かもしれませんね、その辺の事情を調べてくださいと言う、明日建設省に問いあわせてみますと言ったのです、坂井さんの土地は子供が買収に応じているのだから、ダムの傍のはずだがと、
言うと、
山本が一旦変更になったが、用地買収が可能になったので計画を元に戻したのでしょうかと言うので、そうかもしれません、もし坂井さんの山の向い側を土建屋か須藤が買い占めていれば、
間違いないでしょうと言ったのです、ともかく明日ですねと言って、それではと店を後にしてアパートに戻ったのです、次の日に山本が迎えに来たので車に乗り多摩に向かったのです、
二時間で現地に着き役場の人を頼んで案内してもらったのです、展望台に登ると凄い絶壁ですが、素晴らしい景観です、秋には紅葉やカエデでさぞかし綺麗な事でしょうと言う、少し上流、
がダム建設予定地ですと言うので歩いて行くと、国有地と言う立て札があります、工事はいつからですかと聞くと、用地買収が終ったので来月から着手するそうです、建設用地の変更は、
たしかにあって、
もう少し上流にとの事だったんですが、結局は元の場所になったそうなんですと言ったのです、真一があの山から山に二本のロープがはってありますが、あれは何ですかと聞くと、あれは、
この谷を降りなくても対岸にいけるように滑車が取り付けてあり、ここからはぶら下がると対岸に行き、向こうからは少し上からあそこに張ってあります、行ってみましょうそこに行くと、
確かに滑車にスキーのゴンドラみたいにイスがついています、
これに乗り、安全バンドをしめて向こう岸にわたるわけです、安全は町役場が定期的にメンテナンスしています、この上に村がありまして、孤立した場合の緊急避難用になっていますが、
昔は村人が町におりる為に使っていたのです、今は村まで村道が通うじており、軽自動車なら行き来出来ます、ダムが出来ればそこが道になり、こちらの道も整備されて2車線になる、
予定ですと言ったのです、
坂井さん達のダム反対の理由はと聞くと、あの展望台からが一番良い眺めです、ダムが出来れば川原がなくなりただの谷川になってしまうので、野鳥やイワナ、などがいなくなると言う事、
ですと言うので、反対は多かったのですかと聞くと、町の半々いでしょう、坂井さんは環境課長でしたので、環境破壊には反対せざるをえなかったのですよ、ところでここに国有地の看板、
がありますがと言うと、
ここら辺一帯は坂井さんの持ち物だったのです、お亡くなりになり子供さん達が国に売却したのですと言うので、この対岸はと聞くと、地元の不動産の持ち物でしたが、国に売却して今は、
国有地になっていますと言ったのです、元からその不動産屋の持ち物だったのですかと聞くと、ええ、町会議員もやっている名士ですよ、他にもガソリンスタンド、製材所等を経営してい、
ますと言ったのです、
写真をみせてこの人達を知っていますかと聞くと、一人はその不動産のオーナーですが、社長は弟さんです、もう1人は知りませんと言うので、この場所は何処だと思いますかと聞くと、
暫くみていましたが、この展望台の少し上だと思いますと言うので案内してもらうと、そこからはあのローブは木が邪魔になって見えません、ここから30分圏内で車でいける場所はと、
聞くと、
町の中心までは行けますが、町はすはずれまでは45分はかかります、軽自動車なら上の村てまではいけますが、その先には道路はありませんと言ったのです、わかりました大変参考になり、
ましたと言うと、何か事件なんですかと聞くので、坂井さんの事故について再捜査していますと言うと、事故ではなかったんですかと言うので、環境課長がカメラも持たずあの場所で滑落、
するとは信じられませんし、あそこにはガードレールがあります、あそこをまたがないと下には落ちませんと言ったのです、
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