これも大変購入トラブルの報告をよく聞きます。中古の衣服です。

よく聞く事例としては、

「目立った汚れがなしとの事で買ったが、実物はシミだらけ」

「美品とあったが、美品と言う割には汚れなどが目立つ」

と言う、出品者側と購入者側の「キレイめの中古服」に対する考え方のズレからくるトラブルです。

「目立った汚れがなし」と言われて、人によっては新品同様に汚れがないイメージをするでしょうし、ぱっと見たらキレイ、でも顔を近づけて見たら汚れがわかるという範囲を「目立った汚れがない」範疇だろうと言う人もいます。

また、「汚れ」に対する許容範囲も人によって違います。

シミひとつ取っても、出品者側が自分なら許せる範囲と思っても、お金を出す側としては、このレベルのシミはお金を取ったらだめだろうと購入者としては厳しめに判定する、という事もあり得ます。

また、出品者が喫煙者だったりペットを飼っている場合に、服にタバコの臭いが染みついて不快だったり、ペットの毛がつきすぎていて気持ちが悪くすぐ捨てた、という報告もよく聞きます。この事例は中古に限らず新品でもありうる事ですが、中古品の場合特によく聞くトラブルのようです。

これには筆者にも反省があります。個人的に抵抗があり中古の服は購入した事がないのですが、中古の布ベルトは買ってみました。状態は「目立った傷や汚れなし」で写真でも特に傷は見当たりませんでした。しかし届いて実物を見ると、思った以上に全体的にくたびれており、ところどころにほつれと傷が見られました。確かにまだ身に着けられるレベルですし、実際装着してもぱっと見には難は分からないでしょう。ただ、がっかりしている自分がいて、自分はかなり美品を求めている方なのだと再認識しました。今後もしまたメルカリで布ベルトを購入するとしたら、タグ付きで状態は「新品未使用」にするでしょう。

と言うわけで、中古の衣服も購入はおすすめしません。