ちょっと早い【今年の1冊】① 2018年版

個人的な事ではありますが、今年は色々と悩むことが多く読書は自己啓発系を読む事がほとんどでした。

で、せっかくこういう書く事、読む事が好きな方々のサイトなので読んでみて良かった本を紹介しようと思います。


まず、

【落ち込んでいる時に読むと、なんとなく心が落ち着くような気がする本】


「反応しない練習」 草薙 龍瞬 著 


要は、人間ぼーっとしてると「あんな辛い事があった」過去や、「年金が不安だ。将来どうしよう」という未来という、過ぎ去ってしまった過去やまだ見ぬ未来という妄想にばかり気をとられ心が疲れ切ってしまう。そういう妄想には反応せず「今」に集中しましょう、等々が書かれている本です。最近話題のマインドフルネスとそのやり方の方法も書かれています。


読んでみてですが、お坊さんの言う事だから説得力があり、読んでみてなんとなく安心する本です。落ち込んだ気持ちや、多くは将来の事である様々な不安に対するざわつく気持ちをどうにかしたくて座禅やマインドフルネスと言ったものに最近興味を持ち始めたのですが、「そもそも仏教自体がマインドフルネスの考えに根付いてるのかもな」と思った本でした。文体は柔らかでさらっと読めますが、書かれている事を実践するのは、かーなーり難しいです。自分の理解力がないのかもしれませんが、書いている言葉は大変易しいのに、いまいち理解ができない。もうちょっと解決のための具体例も欲しい。よって、100パーセント満足できる本ではありませんが「なぜか安心する」「時々元気づけられる」箇所があるので満足度60パーセントくらいです。



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