知り合いをブチギレさせた事件

記)エッフさん以前、知り合いの方、正確にいえば知り合いの親戚をブチギレさせたことがあるらしいですね。


エ)後から聞いたんですけどね。


記)読者の皆様に簡単に概要を説明すると、初対面の人に「いじめられてませんか?」と斬りこんだところ、本当にその人がいじめられててそのことを気にしていて、いきなりそのことに触れられてムカついたっていうことみたいです。


エ)へっへっへっ(大爆笑)


記)クッソ性格悪いですね。やっぱり。そのあと「そんなの仕方ないし知らんわ」って言ってましたし。あちゃ~みたいな顔はしてたそうですが。


エ)いや、というより、初対面の人間を見て「いじめられてる」っていうことを見抜けてしまうのって、控えめに言ってヤバいですよね。お化けみたいな直感というか、眼力というか。


記)いや、そこでまだ自分をほめるのか。


エ)まあ、後から「失礼だと思った!」って言われても、それが最近の話ならわかりますけど、結構昔の話だったのでね。そういうことはなるべく早めに相手に伝えないと、お互い損じゃないですか。片方は傷ついて、片方は傷つけたことに気づいてないわけで。なんでも傷ついたときって、当人同士で解決できるならそれに越したことはないと思うんですよ。


記)まあそうかもしれませんけど。謝罪と賠償を要求されそうですよ。いつか。母親の、初対面の相手に対しては気をつけろっていうのも割と無視してましたし。


エ)まあぶっちゃけ、そこでその場でとはいかずとも、私にしっかり意思表示、自己主張をしてこなかったあたりが、なんというか、いじめられる人らしい特徴だなぁとか思ったんですけどこれ以上言うと炎上しそうなのでもうやめときます。まあ、私がいじめの経験者でもあるのでわかることなんですけどね。だって、指摘されたら謝るもん!(小学生)


記)母親の諫言を無視したことについては?


エ)んー、まあ一理はあると思います。初対面相手にいきなり自分の観察力ひけらかさんでもええやろっていうのは、わかりますね。親的にはそこが心配だったのではないですかね。でもね、これだけは言わせて(食い気味)。初対面じゃなくてもですよ?割と知り合って日にちがたっていても、「いつも元気だね」って言われることで腹立つ人もいるんですよ。声かけた側は動機が悪くないのに。そうやってすごい愚痴ってた人いるんですよ。一応、私もその傷ついた人を気遣おうとしたわけで、一応動機は不純ではないんです。やり方が下手だったかもしれないし、相手が傷ついたらしいので失敗だったのかもですけど、結果、相手が傷つくかどうかって相手次第なんで、予測できないですよ。相手が傷つくことを恐れて何も言わないほうが、冷たい人だと思いますね。私は。


記)まあ、まあ。


エ)だからまあ、アプローチの仕方をもう少しやんわりするとか、「まあ、もし機会があれば話聞かせてください」とかナチュラルな言葉がけができればいいんだろうと思います。


記)なんだかんだ言ってやっぱエッフさんも血の通った人間ですね。ちょっと自分を正当化させすぎなような気もしますけど。


エ)雨降って地固まるということわざがありますけど、傷ついたら直せばいい。最初からいい関係をっていうよりも、あれ?と思うごとに、修正していけばいい。他人との関係も、自分自身のこともそうなんじゃないかと思います。個人的に。


記)斬りこむときは相手との信頼関係という土台がなければ難しいので、そこは気を付けないといけないですね。


エ)まあ、そうですね。結果、自分の動機がいいものでも伝わらなければ意味がないのでね。そういう意味では、まあいい実験台に(以下略


記)インタビューを終わります。


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